LPIC-1「管理タスク」練習問題(30問・解説つき)

LPIC-1(101/102 試験)「管理タスク」の4択問題集。正解と選択肢ごとの個別解説つきで、過去問対策・例題演習に。

主なテーマ:ユーザ管理・cron・ロケール

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第1問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

cronで「毎日3時0分」に実行する記述は?

  1. 0 3 * * *✓ 正解
  2. 3 0 * * *
  3. * * 3 * *
  4. 0 0 3 * *
💡 cronは「分 時 日 月 曜日」。0 3 * * * は分0・時3で毎日午前3時に実行します。
○ 0 3 * * *:正解。cronは「分 時 日 月 曜日」の順で、0 3 * * * は毎日3時0分に実行します。
✕ 3 0 * * *:3 0 * * * は分3・時0なので毎日0時3分の実行となり、3時0分ではありません。
✕ * * 3 * *:* * 3 * * は毎時毎分(日が3日)の実行となり、毎日3時0分とは異なります。
✕ 0 0 3 * *:0 0 3 * * は毎月3日の0時0分の実行で、毎日3時0分ではありません。
第2問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

ファイルの所有者を変更するコマンドは?

  1. chmod
  2. chown✓ 正解
  3. chgrp
  4. umask
💡 chown user:group file で所有者と所属グループを変更。グループのみはchgrpでも可能です。
✕ chmod:chmod はパーミッション(アクセス権)の変更で、所有者の変更はしません。
○ chown:正解。chown user:group file で所有者(と所属グループ)を変更します。
✕ chgrp:chgrp は所属グループのみの変更で、所有者(ユーザー)の変更はできません。
✕ umask:umask は新規作成時の既定権限を決める設定で、所有者変更はしません。
第3問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

新規ユーザーアカウントを作成するコマンドは?

  1. useradd✓ 正解
  2. passwd
  3. usermod
  4. groupadd
💡 useraddで新規ユーザー作成。passwdはパスワード設定、usermodは属性変更、groupaddはグループ作成。
○ useradd:正解。useradd は新規ユーザーアカウントを作成するコマンドです。
✕ passwd:passwd はユーザーのパスワード設定/変更で、アカウント作成はしません。
✕ usermod:usermod は既存ユーザーの属性変更で、新規作成はしません。
✕ groupadd:groupadd は新規グループの作成で、ユーザーの作成ではありません。
第4問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

個人のcron設定を編集するコマンドは?

  1. crontab -e✓ 正解
  2. crontab -l
  3. cron start
  4. at now
💡 crontab -e で個人のcronを編集、-l で一覧表示。システム全体は/etc/crontab等で管理します。
○ crontab -e:正解。crontab -e で個人のcron設定を編集します(-lで一覧表示)。
✕ crontab -l:crontab -l は現在の設定の一覧表示のみで、編集はできません。
✕ cron start:cron start というサブコマンドは無く、cronはサービスとして動作します。
✕ at now:at now は一回限りの予約実行(at)で、定期実行のcron編集ではありません。
第5問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

既存ユーザーを副グループに追加するコマンドは?

  1. useradd -m
  2. groupadd
  3. passwd -l
  4. usermod -aG✓ 正解
💡 usermod -aG group user で副グループに追加します。-a を付けないと既存の所属が上書きされ注意です。
✕ useradd -m:useradd -m はホームディレクトリ付きの新規ユーザー作成で、既存ユーザーの追加ではありません。
✕ groupadd:groupadd は新規グループ作成で、ユーザーをグループへ追加するものではありません。
✕ passwd -l:passwd -l はアカウントのロックで、グループへの追加はしません。
○ usermod -aG:正解。usermod -aG group user で既存ユーザーを副グループに追加します(-aで追記)。
第6問 ・ LPIC-1 / 管理タスク ・ コマンド問題
#

ユーザ alice の最終パスワード変更日や有効期限などのパスワードエイジング情報を一覧表示するには?

  1. chage -l alice✓ 正解
  2. passwd -S alice
  3. chage -d alice
  4. getent shadow alice
💡 chage -l はパスワード最終変更日・有効期限・警告日数などエイジング情報を一覧表示します。-d は最終変更日を変更する用途、passwd -S はロック状態の要約のみです。
○ chage -l alice:chage -lはパスワード最終変更日や有効期限などエイジング情報を一覧表示でき正しい。
✕ passwd -S alice:passwd -Sはアカウントのロック状態の要約を表示するのみで、詳細なエイジング一覧ではない。
✕ chage -d alice:chage -dは最終変更日を変更する用途で、情報の一覧表示ではない。
✕ getent shadow alice:getent shadowはshadow情報を取得するが、設問の標準的なエイジング表示コマンドではない。
第7問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

/etc/shadow の第2フィールド(コロン区切りの2番目)に保存されているのは?

  1. ユーザのログインシェル
  2. 暗号化(ハッシュ化)されたパスワード✓ 正解
  3. パスワード最終変更日
  4. アカウントの有効期限
💡 /etc/shadow は「ユーザ名:暗号化パスワード:最終変更日:最短日数:最長日数:警告日数:猶予日数:有効期限:予約」です。第2フィールドはハッシュ化されたパスワードで、! や * はロックを表します。
✕ ユーザのログインシェル:ログインシェルは/etc/passwdの第7フィールドで、/etc/shadowの第2には保存されない。
○ 暗号化(ハッシュ化)されたパスワード:/etc/shadowの第2フィールドは暗号化(ハッシュ化)されたパスワードであり正しい。
✕ パスワード最終変更日:パスワード最終変更日は/etc/shadowの第3フィールドで、第2ではない。
✕ アカウントの有効期限:アカウント有効期限は/etc/shadowの第8フィールドで、第2ではない。
第8問 ・ LPIC-1 / 管理タスク ・ コマンド問題
#

3日後の17時にバックアップスクリプトを一度だけ実行するようジョブを登録するコマンドは?

  1. at 17:00 + 3 days
  2. at 17:00 now + 3 days✓ 正解
  3. atq 17:00 + 3 days
  4. batch 17:00 + 3 days
💡 at は一度きりのジョブ実行に使い、相対指定は「now + 3 days」のように書きます。登録済み一覧は atq、削除は atrm です。
✕ at 17:00 + 3 days:at 17:00 + 3 daysはnowが無く、相対指定の構文として正しく解釈されない。
○ at 17:00 now + 3 days:at 17:00 now + 3 daysは時刻と相対日付を正しく指定でき、一度きりの実行に適切である。
✕ atq 17:00 + 3 days:atqは登録済みジョブ一覧の確認コマンドで、ジョブの登録には使えない。
✕ batch 17:00 + 3 days:batchは負荷が低い時に実行する用途で、指定時刻での一度きり実行には適さない。
第9問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

/etc/passwd の各エントリで GID の次(第5番目)に位置するフィールドの内容は?

  1. ホームディレクトリ
  2. ログインシェル
  3. GECOS(コメント/氏名などの情報)✓ 正解
  4. 暗号化パスワード
💡 /etc/passwd は「ユーザ名:パスワード(x):UID:GID:GECOS:ホームディレクトリ:ログインシェル」の7フィールド。第5のGECOSはフルネームなどの説明情報で、x はパスワードが /etc/shadow にあることを示します。
✕ ホームディレクトリ:ホームディレクトリは/etc/passwdの第6フィールドで、第5ではない。
✕ ログインシェル:ログインシェルは/etc/passwdの第7フィールドで、第5ではない。
○ GECOS(コメント/氏名などの情報):/etc/passwdの第5フィールドはGECOS(氏名等のコメント情報)であり正しい。
✕ 暗号化パスワード:暗号化パスワードは/etc/shadowにあり、/etc/passwdの第2はxで第5ではない。
第10問 ・ LPIC-1 / 管理タスク ・ コマンド問題
$

現在のシェルで使用中のロケール設定(LANG や各 LC_* 変数)を一覧表示するコマンドは?

  1. locale✓ 正解
  2. localectl set-locale
  3. iconv -l
  4. timedatectl
💡 locale は現在有効な LANG・LC_* 変数の値を一覧表示します。iconv -l は文字コード一覧、timedatectl は時刻/タイムゾーン管理で、ロケールそのものの確認には locale を使います。
○ locale:localeは現在有効なLANGやLC_*変数の値を一覧表示するため正しい。
✕ localectl set-locale:localectl set-localeはロケールを設定するコマンドで、現在値の一覧表示ではない。
✕ iconv -l:iconv -lは対応文字コードの一覧表示で、ロケール変数の確認には使えない。
✕ timedatectl:timedatectlは時刻やタイムゾーンの管理用で、ロケール確認には使わない。
第11問 ・ LPIC-1 / 管理タスク ・ コマンド問題
#

システムのタイムゾーンを Asia/Tokyo に設定する systemd 系コマンドは?

  1. timedatectl set-timezone Asia/Tokyo✓ 正解
  2. timedatectl set-time Asia/Tokyo
  3. tzselect Asia/Tokyo
  4. date --set Asia/Tokyo
💡 timedatectl set-timezone はタイムゾーンを設定し、/etc/localtime のシンボリックリンクを更新します。tzselect は対話的に候補を選ぶ補助ツールで、それ自体は恒久設定を行いません。
○ timedatectl set-timezone Asia/Tokyo:timedatectl set-timezoneはタイムゾーンを設定し/etc/localtimeを更新するため正しい。
✕ timedatectl set-time Asia/Tokyo:set-timeは日時を設定するサブコマンドで、タイムゾーンの設定には使えない。
✕ tzselect Asia/Tokyo:tzselectは対話的に候補を選ぶ補助ツールで、恒久的な設定は行わない。
✕ date --set Asia/Tokyo:date --setは日時の設定用で、タイムゾーンを設定するものではない。
第12問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

/etc/crontab のエントリが標準の crontab(crontab -e で編集するユーザ単位の表)と異なり、時刻フィールドの後に追加で持つ項目は?

  1. ジョブ名フィールド
  2. 実行ユーザ名フィールド✓ 正解
  3. 出力ファイルフィールド
  4. 優先度フィールド
💡 システム全体の /etc/crontab や /etc/cron.d のエントリは「分 時 日 月 曜 ユーザ名 コマンド」で、5つの時刻フィールドの後に実行ユーザ名を指定します。ユーザ個別の crontab にはこのユーザ欄がありません。
✕ ジョブ名フィールド:ジョブ名フィールドは/etc/crontabの書式には存在しない項目である。
○ 実行ユーザ名フィールド:/etc/crontabは時刻5フィールドの後に実行ユーザ名を持つため正しい。
✕ 出力ファイルフィールド:出力ファイルフィールドという項目はcrontabの書式に存在しない。
✕ 優先度フィールド:優先度フィールドはcrontabの書式に含まれず、追加項目ではない。
第13問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

useradd で、ユーザー作成と同時にホームディレクトリを作成し、ログインシェルに /bin/bash を指定するオプションの組み合わせはどれか?

  1. useradd -d -b user1
  2. useradd -m -s /bin/bash user1✓ 正解
  3. useradd -r -k user1
  4. useradd -G -u /bin/bash user1
💡 -m はホームディレクトリを作成(/etc/skel を雛形にコピー)、-s はログインシェルを指定します。よって -m -s /bin/bash が正解です。
✕ useradd -d -b user1:-d はホームディレクトリの「パス」を指定するオプション、-b は基準ディレクトリの指定で、ホーム作成やシェル指定にはなりません。
○ useradd -m -s /bin/bash user1:正解。-m でホームディレクトリを作成し、-s /bin/bash でログインシェルを指定します。
✕ useradd -r -k user1:-r はシステムアカウント作成、-k は skel ディレクトリの指定で、設問の要求とは異なります。
✕ useradd -G -u /bin/bash user1:-G は補助グループの指定、-u はUIDの指定で、シェルを /bin/bash にする指定にはなりません。
第14問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

ユーザー bob のアカウントを一時的にロック(パスワード認証を無効化)するコマンドはどれか?

  1. usermod -L bob✓ 正解
  2. usermod -U bob
  3. usermod -e bob
  4. usermod -d bob
💡 usermod -L は /etc/shadow のパスワードハッシュ先頭に「!」を付けてロックします。解除は -U です。
○ usermod -L bob:正解。usermod -L はパスワードフィールド先頭に「!」を付与してアカウントをロックします。
✕ usermod -U bob:usermod -U はロックを解除(アンロック)するオプションで、ロックとは逆の動作です。
✕ usermod -e bob:usermod -e はアカウントの有効期限(失効日)を設定するオプションで、即時ロックではありません。
✕ usermod -d bob:usermod -d はホームディレクトリのパスを変更するオプションで、ロックには関係しません。
第15問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

ユーザー alice を、ホームディレクトリとメールスプールごと完全に削除するコマンドはどれか?

  1. userdel -f alice
  2. userdel -r alice✓ 正解
  3. deluser -k alice
  4. usermod -d alice
💡 userdel -r はホームディレクトリとメールスプールも併せて削除します。-r を付けないとアカウント定義のみが消えます。
✕ userdel -f alice:userdel -f はログイン中でも強制削除するオプションですが、ホームの削除は -r が必要です。
○ userdel -r alice:正解。userdel -r はホームディレクトリとメールスプールも含めて削除します。
✕ deluser -k alice:deluser はDebian系のラッパーで、-k は標準の userdel オプションではなく設問の標準コマンドではありません。
✕ usermod -d alice:usermod -d はホームのパス変更で、ユーザーの削除は行いません。
第16問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

既存グループ developers の「グループ名」を devteam に変更するコマンドはどれか?

  1. groupmod -n devteam developers✓ 正解
  2. groupmod -g devteam developers
  3. groupadd -n devteam developers
  4. gpasswd -a devteam developers
💡 groupmod -n は新しいグループ名を指定して改名します。-g はGID(数値)の変更で、名前の変更ではありません。
○ groupmod -n devteam developers:正解。groupmod -n devteam developers は既存グループの名前を devteam に変更します。
✕ groupmod -g devteam developers:groupmod -g はグループのGID(数値ID)を変更するオプションで、グループ名の変更ではありません。
✕ groupadd -n devteam developers:groupadd は新規グループの作成コマンドで、既存グループの改名はできません。
✕ gpasswd -a devteam developers:gpasswd -a はグループへユーザーを追加するコマンドで、グループ名の変更ではありません。
第17問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

/etc/group の各行のフィールド構成として正しいものはどれか?

  1. グループ名:パスワード:GID:グループメンバー一覧✓ 正解
  2. グループ名:GID:パスワード:グループ管理者
  3. グループ名:パスワード:メンバー:GID
  4. GID:グループ名:パスワード:メンバー
💡 /etc/group は「グループ名:パスワード:GID:メンバー一覧」の4フィールドです。パスワード欄は通常 x で、実体は /etc/gshadow にあります。
○ グループ名:パスワード:GID:グループメンバー一覧:正解。/etc/group は「グループ名:パスワード:GID:メンバー一覧」の順で構成されます。
✕ グループ名:GID:パスワード:グループ管理者:2番目がGIDで3番目がパスワードという順序は誤りで、実際は2番目がパスワード、3番目がGIDです。
✕ グループ名:パスワード:メンバー:GID:GIDが末尾でメンバーが3番目という順序は誤りで、3番目がGID・4番目がメンバー一覧です。
✕ GID:グループ名:パスワード:メンバー:先頭がGIDという構成は誤りで、先頭フィールドはグループ名です。
第18問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

useradd でユーザーを作成する際に、新しいホームディレクトリへコピーされる初期ファイル(雛形)が置かれているディレクトリはどれか?

  1. /etc/default/useradd
  2. /etc/skel✓ 正解
  3. /etc/login.defs
  4. /etc/profile.d
💡 /etc/skel 内のファイル(.bashrc など)が新規ユーザーのホームへコピーされます。雛形を編集すれば新規ユーザー全員に反映できます。
✕ /etc/default/useradd:/etc/default/useradd は useradd の既定値(既定グループやホーム基準等)を定義するファイルで、コピー元の雛形ではありません。
○ /etc/skel:正解。/etc/skel 内のファイルが新規ユーザーのホームディレクトリへコピーされます。
✕ /etc/login.defs:/etc/login.defs はUID/GIDの範囲やパスワード有効期限の既定値などを定義するファイルで、雛形の配置先ではありません。
✕ /etc/profile.d:/etc/profile.d はログイン時に読み込まれるスクリプト群の置き場で、ホームへコピーされる雛形ではありません。
第19問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

ユーザー carol のパスワードを「90日ごとに変更が必要」とする(最大有効日数を90日に設定する)コマンドはどれか?

  1. chage -m 90 carol
  2. chage -M 90 carol✓ 正解
  3. chage -W 90 carol
  4. chage -E 90 carol
💡 chage -M はパスワードの最大有効日数を設定します。-m は最小日数、-W は警告日数、-E はアカウント失効日です。
✕ chage -m 90 carol:chage -m は次の変更までに必要な「最小」日数を設定するオプションで、最大有効日数ではありません。
○ chage -M 90 carol:正解。chage -M 90 はパスワードの最大有効日数を90日に設定します。
✕ chage -W 90 carol:chage -W は有効期限切れ前に警告を出す日数を設定するオプションで、最大有効日数ではありません。
✕ chage -E 90 carol:chage -E はアカウントの失効日(指定日以降ログイン不可)を設定するオプションです。
第20問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

ユーザー dave の所属グループ(プライマリと補助)を、/etc/passwd や /etc/group を解析せずに確認できるコマンドはどれか?

  1. groups dave✓ 正解
  2. passwd dave
  3. newgrp dave
  4. chgrp dave
💡 groups <ユーザー> でそのユーザーの所属グループを一覧表示します。id <ユーザー> でも UID/GID とともに確認できます。
○ groups dave:正解。groups dave はユーザー dave の所属グループ(プライマリ・補助)を一覧表示します。
✕ passwd dave:passwd dave はユーザーのパスワードを設定/変更するコマンドで、所属グループの確認はしません。
✕ newgrp dave:newgrp dave は現在のセッションのプライマリグループを一時的に切り替えるコマンドで、確認用ではありません。
✕ chgrp dave:chgrp dave はファイルの所有グループを変更するコマンドで、ユーザーの所属確認ではありません。
第21問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

cron で「平日(月~金)の毎時0分と30分」に実行する記述はどれか?

  1. 0,30 * * * 1-5✓ 正解
  2. */30 * * * 0-6
  3. 0-30 * * * 6,7
  4. 0 30 * * 1-5
💡 「分 時 日 月 曜日」の順。0,30 はリストで0分と30分、曜日 1-5 は月曜~金曜を表します(0と7が日曜)。
○ 0,30 * * * 1-5:正解。0,30 で0分と30分、曜日 1-5(月~金)に毎時実行します。
✕ */30 * * * 0-6:*/30 は30分間隔で実質0/30分になりますが、曜日 0-6 は日曜~土曜の全曜日となり平日限定ではありません。
✕ 0-30 * * * 6,7:0-30 は0分から30分まで毎分という範囲指定で、曜日 6,7 は土・日となり要求と異なります。
✕ 0 30 * * 1-5:0 30 * * 1-5 は分0・時30となり「30時」は無効で、毎時0分30分の指定になりません。
第22問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

cron の利用を許可されたユーザーだけに crontab の使用を限定したい。最も優先して参照され、記載されたユーザーのみ許可されるファイルはどれか?

  1. /etc/cron.deny
  2. /etc/cron.allow✓ 正解
  3. /etc/crontab
  4. /etc/cron.d/allow
💡 /etc/cron.allow が存在する場合はそれが優先され、記載ユーザーのみ cron 利用可。存在しない場合は /etc/cron.deny で拒否対象を指定します。
✕ /etc/cron.deny:/etc/cron.deny は拒否ユーザーを列挙するファイルで、cron.allow が存在する場合は無視されます。
○ /etc/cron.allow:正解。/etc/cron.allow があるとそれが優先され、記載されたユーザーだけが cron を使用できます。
✕ /etc/crontab:/etc/crontab はシステム全体のジョブを定義するファイルで、利用可否の制御は行いません。
✕ /etc/cron.d/allow:/etc/cron.d/allow は標準の許可制御ファイルではなく、許可は /etc/cron.allow で行います。
第23問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

電源断などで実行されなかった定期ジョブを、次回起動後に補って実行する仕組み(常時稼働を前提としないPC向け)はどれか?

  1. anacron✓ 正解
  2. at
  3. batch
  4. systemd-journald
💡 anacron は日次・週次・月次の周期で、前回実行からの経過日数を見て遅れたジョブを起動後に実行します。常時稼働しないマシンに適します。
○ anacron:正解。anacron は実行されなかった周期ジョブを起動後に補って実行します。
✕ at:at は指定した一回限りの時刻にジョブを実行する仕組みで、未実行ジョブの補完はしません。
✕ batch:batch はシステム負荷が下がったときにジョブを実行する仕組みで、未実行分の補完用ではありません。
✕ systemd-journald:systemd-journald はログ収集デーモンで、定期ジョブの補完実行とは無関係です。
第24問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

at コマンドで登録した実行待ちのジョブ一覧を表示するコマンドはどれか?

  1. atq✓ 正解
  2. atrm
  3. at -l now
  4. crontab -l
💡 atq は登録済みの at ジョブ一覧(ジョブ番号と実行予定時刻)を表示します(at -l と同義)。削除は atrm です。
○ atq:正解。atq は登録済みの at ジョブ一覧を表示します(at -l と同等)。
✕ atrm:atrm は指定したジョブ番号の at ジョブを削除するコマンドで、一覧表示ではありません。
✕ at -l now:at -l はジョブ一覧表示ですが、now は実行時刻指定の語であり -l と併用する形は適切ではありません。
✕ crontab -l:crontab -l はユーザーの cron 設定を表示するもので、at のジョブ一覧ではありません。
第25問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

現在のシェルで、すべてのカテゴリ(LC_*)を一括して日本語UTF-8に切り替えたい。最優先で全ロケールを上書きする環境変数はどれか?

  1. LANG
  2. LC_ALL✓ 正解
  3. LANGUAGE
  4. LC_CTYPE
💡 LC_ALL は個々の LC_* や LANG をすべて上書きする最優先の変数です。LANG は未設定カテゴリの既定値として働きます。
✕ LANG:LANG は各 LC_* が未設定のときの既定値で、個別の LC_* を上書きするほどの優先度はありません。
○ LC_ALL:正解。LC_ALL はすべてのロケールカテゴリを最優先で上書きします。
✕ LANGUAGE:LANGUAGE はメッセージ翻訳の優先言語リストに関わる変数で、全カテゴリの一括上書きはしません。
✕ LC_CTYPE:LC_CTYPE は文字種別(文字分類)カテゴリのみを制御し、全カテゴリの上書きはしません。
第26問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

テキストファイルの文字コードを Shift_JIS から UTF-8 へ変換するのに使う標準コマンドはどれか?

  1. locale
  2. iconv✓ 正解
  3. localectl
  4. tzselect
💡 iconv -f SHIFT_JIS -t UTF-8 のように、入力(-f)と出力(-t)の文字コードを指定して変換します。
✕ locale:locale は現在のロケール設定を表示するコマンドで、文字コードの変換はしません。
○ iconv:正解。iconv は -f(変換元)と -t(変換先)を指定して文字コードを変換します。
✕ localectl:localectl はシステムのロケールやキーマップを設定するコマンドで、ファイルの文字コード変換用ではありません。
✕ tzselect:tzselect は対話的にタイムゾーンを選ぶ補助コマンドで、文字コード変換とは無関係です。
第27問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

/etc/localtime は何を指す(保持する)ファイルか?

  1. システムのタイムゾーン情報(多くは /usr/share/zoneinfo 配下へのリンク)✓ 正解
  2. ハードウェアクロックの現在時刻を保存したテキスト
  3. NTP サーバの一覧を記述した設定ファイル
  4. 現在のシステム時刻をエポック秒で記録したログ
💡 /etc/localtime はシステムのローカルタイムゾーンを表し、通常 /usr/share/zoneinfo 配下の該当ゾーンファイルへのシンボリックリンク(またはコピー)です。
○ システムのタイムゾーン情報(多くは /usr/share/zoneinfo 配下へのリンク):正解。/etc/localtime はシステムのタイムゾーンを表し、/usr/share/zoneinfo 配下へのリンクであることが多いです。
✕ ハードウェアクロックの現在時刻を保存したテキスト:ハードウェアクロックの時刻はファイルではなくRTCに保持され、/etc/localtime には保存されません。
✕ NTP サーバの一覧を記述した設定ファイル:NTP サーバ一覧は /etc/ntp.conf や chrony の設定に書くもので、/etc/localtime ではありません。
✕ 現在のシステム時刻をエポック秒で記録したログ:システム時刻のエポック秒を記録したログではなく、タイムゾーン定義を指すファイルです。
第28問 ・ LPIC-1 / 管理タスク

/etc/nsswitch.conf の設定に従い、ユーザー bob のアカウント情報(passwd データベース)を実際に参照される情報源から検索・表示するコマンドはどれか?

  1. getent passwd bob✓ 正解
  2. id -G bob
  3. passwd -S bob
  4. finger bob
💡 getent は /etc/nsswitch.conf の設定に従い、ローカルファイルやLDAP等の情報源から指定データベースのエントリを取得します。getent passwd bob で bob の passwd 行を表示します。
○ getent passwd bob:正解。getent passwd bob は nsswitch.conf に従って passwd データベースから bob のエントリを取得・表示します。
✕ id -G bob:id -G bob は bob の所属グループID一覧を表示するもので、passwd データベースのエントリ表示ではありません。
✕ passwd -S bob:passwd -S bob はパスワードのステータス(ロック状態等)を表示するもので、エントリ全体の取得ではありません。
✕ finger bob:finger bob はユーザー情報を表示する別ツールで、nsswitch 経由でデータベース行を取得する標準手段ではありません。
第29問 ・ LPIC-1 / 管理タスク ・ コマンド問題
$

ファイル script.sh のパーミッションを 755 に変更するコマンドはどれですか。

  1. chmod 755 script.sh✓ 正解
  2. chown 755 script.sh
  3. chmod 644 script.sh
  4. chattr 755 script.sh
💡 chmod に8進数で権限を指定します。755 は所有者rwx、グループ・その他はr-xです。chown は所有者変更コマンドです。
○ chmod 755 script.sh:chmod 755 は所有者rwx・グループ/その他r-xの権限を設定する正しい指定です。
✕ chown 755 script.sh:chown は所有者を変更するコマンドで、パーミッション変更はできません。
✕ chmod 644 script.sh:chmod 644 は所有者rw-・他r--を設定し、実行権が付かないため755になりません。
✕ chattr 755 script.sh:chattr はext系のファイル属性を変更するコマンドで、8進数の権限指定は扱えません。
第30問 ・ LPIC-1 / 管理タスク ・ コマンド問題
#

ファイル data の所有者を user1 に変更するコマンドはどれですか。

  1. chown user1 data✓ 正解
  2. chmod user1 data
  3. chgrp user1 data
  4. chown data user1
💡 chown <ユーザー> <ファイル> の順で所有者を変更します。chgrp は所有グループの変更コマンドです。
○ chown user1 data:chown user1 data はファイルの所有者をuser1に変更する正しい指定です。
✕ chmod user1 data:chmod はパーミッションを変更するコマンドで、所有者の変更はできません。
✕ chgrp user1 data:chgrp は所有グループを変更するコマンドで、所有ユーザーは変更しません。
✕ chown data user1:chown はユーザーとファイルの順序が逆で、data というユーザーに変更しようとして失敗します。
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