LPIC-1「パッケージ管理」練習問題(28問・解説つき)

LPIC-1(101/102 試験)「パッケージ管理」の4択問題集。正解と選択肢ごとの個別解説つきで、過去問対策・例題演習に。

主なテーマ:dpkg/apt・rpm/yum/dnf・共有ライブラリ

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第1問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

Debian系で.debパッケージを単体でインストールするコマンドは?

  1. rpm -i
  2. dpkg -i✓ 正解
  3. yum install
  4. make install
💡 dpkg -i が単体の.debを導入します。依存関係を自動解決したい場合はapt installを使います。
✕ rpm -i:rpm -i はRPM系(.rpm)用の導入コマンドで、Debianの.debには使えません。
○ dpkg -i:正解。dpkg -i は単体の.debパッケージを直接インストールします(依存解決はしない)。
✕ yum install:yum install はRHEL系のリポジトリ用ツールで、.debの導入はできません。
✕ make install:make install はソースからのビルド成果物を配置する手順で、パッケージ導入ではありません。
第2問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

RPM系でインストール済みパッケージを一覧表示するのは?

  1. rpm -qa✓ 正解
  2. rpm -e
  3. rpm -i
  4. dpkg -l
💡 rpm -qa は全インストール済みパッケージを問い合わせ(query all)します。-eは削除、-iは導入です。
○ rpm -qa:正解。rpm -qa はインストール済み全パッケージを問い合わせ(query all)て一覧表示します。
✕ rpm -e:rpm -e はパッケージの削除(erase)で、一覧表示はしません。
✕ rpm -i:rpm -i はパッケージの導入(install)で、一覧表示はしません。
✕ dpkg -l:dpkg -l はDebian系の一覧コマンドで、RPM系では使いません。
第3問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

Debian系で依存関係を解決してインストールするのは?

  1. dpkg -i
  2. apt install✓ 正解
  3. rpm -i
  4. tar -x
💡 apt installはリポジトリから依存も含めて導入。dpkg -iは単体.debの導入で依存は解決しません。
✕ dpkg -i:dpkg -i は単体.debの導入で、依存関係の自動解決は行いません。
○ apt install:正解。apt install はリポジトリから依存も含めて解決してインストールします。
✕ rpm -i:rpm -i はRPM系の導入コマンドで、Debian系では使えません。
✕ tar -x:tar -x はアーカイブの展開で、パッケージのインストールではありません。
第4問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

指定ファイルがどのRPMパッケージ由来か調べるのは?

  1. rpm -qf✓ 正解
  2. rpm -qa
  3. rpm -ql
  4. rpm -V
💡 rpm -qf <ファイル> は提供元パッケージを表示。-qlは含有ファイル一覧、-qaは全一覧です。
○ rpm -qf:正解。rpm -qf <ファイル> はそのファイルの提供元パッケージを表示します。
✕ rpm -qa:rpm -qa は全インストール済みパッケージの一覧で、提供元の特定はしません。
✕ rpm -ql:rpm -ql はパッケージが含むファイル一覧の表示で、逆方向の検索です。
✕ rpm -V:rpm -V はパッケージの検証(改変チェック)で、提供元の特定はしません。
第5問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

RHEL系でyumを置き換える新しいパッケージ管理ツールは?

  1. apt
  2. dnf✓ 正解
  3. dpkg
  4. zypper
💡 dnfはyumの後継で依存解決が改善されています。aptはDebian系、zypperはSUSE系のツールです。
✕ apt:apt はDebian系のパッケージ管理ツールで、yumの後継ではありません。
○ dnf:正解。dnf はyumの後継で、RHEL系の依存解決が改善されたツールです。
✕ dpkg:dpkg はDebian系の.deb操作ツールで、yumの後継ではありません。
✕ zypper:zypper はSUSE系のパッケージ管理ツールで、RHEL系yumの後継ではありません。
第6問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

インストール済みのパッケージ wget が提供する全ファイルの一覧を表示する dpkg コマンドはどれか。

  1. dpkg -l wget
  2. dpkg -L wget✓ 正解
  3. dpkg -S wget
  4. dpkg -c wget
💡 dpkg -L <パッケージ名> はインストール済みパッケージが配置したファイルの一覧を表示します。小文字 -l は導入状況の一覧、-S はファイルの所属検索です。
✕ dpkg -l wget:小文字 dpkg -l は導入状況の一覧表示で、提供ファイルの一覧ではありません。
○ dpkg -L wget:正解。dpkg -L はインストール済みパッケージが配置したファイルの一覧を表示します。
✕ dpkg -S wget:dpkg -S はファイルがどのパッケージ由来かを検索するもので、ファイル一覧ではありません。
✕ dpkg -c wget:dpkg -c は .deb ファイル(未導入)の内容一覧用で、導入済みパッケージには使いません。
第7問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

Debian系で、説明文やキーワードからパッケージを検索するコマンドはどれか(パッケージはまだ未インストール)。

  1. apt-cache search keyword✓ 正解
  2. apt-cache show keyword
  3. dpkg -l keyword
  4. apt list --installed
💡 apt-cache search はパッケージ名と説明文からキーワードを検索します。apt-cache show は特定パッケージの詳細情報を表示するコマンドです。
○ apt-cache search keyword:正解。apt-cache search はパッケージ名と説明文からキーワードを検索します。
✕ apt-cache show keyword:apt-cache show は特定パッケージの詳細情報を表示するもので、検索ではありません。
✕ dpkg -l keyword:dpkg -l は導入済みパッケージの一覧表示で、未導入パッケージの検索はできません。
✕ apt list --installed:apt list --installed は導入済み一覧で、未導入パッケージの検索には使えません。
第8問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

RPM系で、インストール済みパッケージ httpd を削除するコマンドはどれか。

  1. rpm -e httpd✓ 正解
  2. rpm -ivh httpd
  3. rpm -ql httpd
  4. rpm -qa httpd
💡 rpm -e(--erase)はインストール済みパッケージを削除します。-i は導入、-q は問い合わせ用オプションです。なお rpm -e 単体では依存関係の自動解決は行わず、依存があれば警告します。
○ rpm -e httpd:正解。rpm -e(--erase)はインストール済みパッケージを削除します。
✕ rpm -ivh httpd:rpm -ivh はパッケージをインストールするオプションで、削除ではありません。
✕ rpm -ql httpd:rpm -ql はパッケージ内のファイル一覧を表示する問い合わせで、削除ではありません。
✕ rpm -qa httpd:rpm -qa はインストール済みパッケージの一覧表示で、削除操作ではありません。
第9問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

実行ファイル /usr/bin/ssh が必要とする共有ライブラリの依存関係を一覧表示するコマンドはどれか。

  1. ldconfig /usr/bin/ssh
  2. ldd /usr/bin/ssh✓ 正解
  3. rpm -ql /usr/bin/ssh
  4. objcopy /usr/bin/ssh
💡 ldd はプログラムやライブラリが依存する共有ライブラリを表示します。ldconfig は共有ライブラリのキャッシュ(ld.so.cache)を更新するコマンドです。
✕ ldconfig /usr/bin/ssh:ldconfig は共有ライブラリのキャッシュを更新するコマンドで、依存表示ではありません。
○ ldd /usr/bin/ssh:正解。ldd は実行ファイルが必要とする共有ライブラリの依存関係を表示します。
✕ rpm -ql /usr/bin/ssh:rpm -ql はパッケージの含有ファイル一覧で、共有ライブラリ依存の表示ではありません。
✕ objcopy /usr/bin/ssh:objcopy はオブジェクトファイルの変換・コピー用で、依存ライブラリ表示ではありません。
第10問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

/etc/ld.so.conf に新しいライブラリ用ディレクトリを追記した後、共有ライブラリのキャッシュ(/etc/ld.so.cache)を再構築するために実行するコマンドはどれか。

  1. ldd
  2. ldconfig✓ 正解
  3. depmod
  4. rpm -Uvh
💡 ldconfig は /etc/ld.so.conf や /etc/ld.so.conf.d/ の設定を読み込み、ld.so.cache を再構築してリンカが新しいライブラリを認識できるようにします。
✕ ldd:ldd は実行ファイルの依存ライブラリを表示するもので、キャッシュ再構築は行いません。
○ ldconfig:正解。ldconfig は ld.so.conf を読み込み ld.so.cache を再構築します。
✕ depmod:depmod はカーネルモジュールの依存関係を生成するもので、ライブラリキャッシュとは無関係です。
✕ rpm -Uvh:rpm -Uvh はRPMパッケージの更新導入で、共有ライブラリキャッシュの再構築ではありません。
第11問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

openSUSE系ディストリビューションで、リポジトリからパッケージ vim をインストールする標準コマンドはどれか。

  1. apt-get install vim
  2. zypper install vim✓ 正解
  3. dpkg -i vim
  4. ldconfig vim
💡 zypper は openSUSE/SUSE系のパッケージ管理ツールで、zypper install(in)でリポジトリから依存解決つきでインストールします。apt-get は Debian系、dpkg は .deb 単体導入用です。
✕ apt-get install vim:apt-get install は Debian系のコマンドで、openSUSE系の標準ツールではありません。
○ zypper install vim:正解。zypper install は openSUSE/SUSE系で依存解決つきにインストールします。
✕ dpkg -i vim:dpkg -i は .deb 単体導入用で、openSUSE のリポジトリ導入には使えません。
✕ ldconfig vim:ldconfig はライブラリキャッシュ更新用で、パッケージのインストールはできません。
第12問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

Debian系で、設定ファイルは残したままパッケージ nginx の本体だけを削除するコマンドはどれか。

  1. dpkg -r nginx✓ 正解
  2. dpkg -P nginx
  3. dpkg -i nginx
  4. dpkg -L nginx
💡 dpkg -r(--remove)はパッケージ本体を削除しますが設定ファイルは残します。設定ごと完全に削除するには dpkg -P(--purge)を使います。
○ dpkg -r nginx:正解。dpkg -r(--remove)は設定ファイルを残してパッケージ本体を削除します。
✕ dpkg -P nginx:dpkg -P(--purge)は設定ファイルごと完全に削除するもので、設定を残しません。
✕ dpkg -i nginx:dpkg -i はパッケージのインストール用で、削除はしません。
✕ dpkg -L nginx:dpkg -L は導入済みパッケージの提供ファイル一覧表示で、削除操作ではありません。
第13問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

Debian系で、パッケージ apache2 を設定ファイルも含めて完全に削除する dpkg のオプションはどれか。

  1. dpkg -r apache2
  2. dpkg -P apache2✓ 正解
  3. dpkg -s apache2
  4. dpkg -c apache2
💡 dpkg -P(--purge)は設定ファイル(conffiles)も含めてパッケージを完全に削除します。dpkg -r は本体のみ削除で設定は残ります。
✕ dpkg -r apache2:dpkg -r は本体のみ削除し設定ファイルを残すため、完全削除にはなりません。
○ dpkg -P apache2:正解。dpkg -P(--purge)は設定ファイルも含めて完全に削除します。
✕ dpkg -s apache2:dpkg -s は導入状況・状態の表示用で、削除はしません。
✕ dpkg -c apache2:dpkg -c は .deb ファイルの内容一覧表示用で、削除操作ではありません。
第14問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

ファイル /bin/ls がどのパッケージから提供されたものか調べる dpkg のオプションはどれか。

  1. dpkg -L /bin/ls
  2. dpkg -l /bin/ls
  3. dpkg -S /bin/ls✓ 正解
  4. dpkg -s /bin/ls
💡 dpkg -S(--search)は指定したファイルがどのインストール済みパッケージに属するかを検索します。dpkg -L は逆に、パッケージが提供するファイル一覧を表示します。
✕ dpkg -L /bin/ls:dpkg -L はパッケージが提供するファイル一覧の表示で、ファイルからの逆引きではありません。
✕ dpkg -l /bin/ls:dpkg -l は導入済みパッケージの一覧表示で、ファイルの所属検索ではありません。
○ dpkg -S /bin/ls:正解。dpkg -S はファイルがどのパッケージ由来かを検索します。
✕ dpkg -s /bin/ls:dpkg -s はパッケージの状態・詳細表示で、ファイルからの逆引きはしません。
第15問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

dpkg -i で導入した際に依存関係などで設定が未完了(half-configured)のままになったパッケージの設定処理を完了させるコマンドはどれか。

  1. dpkg --configure -a✓ 正解
  2. dpkg --unpack -a
  3. dpkg -L -a
  4. dpkg -r -a
💡 dpkg --configure -a は未設定のまま残っている全パッケージの設定処理を実行します。aは all の意味で、対象を個別指定せず一括処理します。
○ dpkg --configure -a:正解。dpkg --configure -a は設定未完了のパッケージの設定を一括で完了させます。
✕ dpkg --unpack -a:dpkg --unpack は .deb の展開のみで設定を行わず、未設定の完了処理ではありません。
✕ dpkg -L -a:dpkg -L はファイル一覧表示で、設定処理を行うものではありません。
✕ dpkg -r -a:dpkg -r はパッケージの削除で、設定処理の完了とは逆の操作です。
第16問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

Debian系で、パッケージ apache2 を設定ファイルごと完全に削除する apt のコマンドはどれか。

  1. apt remove apache2
  2. apt purge apache2✓ 正解
  3. apt autoremove apache2
  4. apt clean apache2
💡 apt purge はパッケージ本体に加えて設定ファイルも削除します。apt remove は本体のみ削除し設定ファイルは残します。
✕ apt remove apache2:apt remove は本体のみを削除し設定ファイルを残すため、完全削除にはなりません。
○ apt purge apache2:正解。apt purge は設定ファイルも含めてパッケージを完全に削除します。
✕ apt autoremove apache2:apt autoremove は不要になった依存パッケージの自動削除で、設定ごとの削除指定ではありません。
✕ apt clean apache2:apt clean はダウンロード済みパッケージキャッシュの削除で、パッケージ自体は削除しません。
第17問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

Debian系で、リポジトリのパッケージ一覧(メタデータ)を最新化し、続いて導入済みパッケージを最新版へ更新する正しい手順はどれか。

  1. apt upgrade の後に apt update
  2. apt update の後に apt upgrade✓ 正解
  3. apt install の後に apt update
  4. apt autoremove の後に apt upgrade
💡 apt update でパッケージ情報(インデックス)を最新化してから、apt upgrade で実際のパッケージを更新します。順序を逆にすると古い情報のまま更新してしまいます。
✕ apt upgrade の後に apt update:update を後に行うと、古いインデックスのまま upgrade してしまい順序が不適切です。
○ apt update の後に apt upgrade:正解。apt update でインデックスを更新し、apt upgrade でパッケージを更新します。
✕ apt install の後に apt update:apt install は特定パッケージの導入で、全体更新の標準手順ではありません。
✕ apt autoremove の後に apt upgrade:apt autoremove は不要依存の削除で、更新前のインデックス最新化にはなりません。
第18問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

apt-get で、カーネルの更新やパッケージの追加・削除を伴う依存関係の変更も含めてシステム全体を更新するコマンドはどれか。

  1. apt-get upgrade
  2. apt-get dist-upgrade✓ 正解
  3. apt-get update
  4. apt-get check
💡 apt-get dist-upgrade は依存関係の解決のために必要ならパッケージの追加・削除も行い、システム全体を更新します。apt-get upgrade はインストール済みパッケージの更新のみで、削除は伴いません。
✕ apt-get upgrade:apt-get upgrade は導入済みパッケージの更新のみで、依存に伴う削除や追加は行いません。
○ apt-get dist-upgrade:正解。apt-get dist-upgrade は依存変更(追加・削除)も含めシステム全体を更新します。
✕ apt-get update:apt-get update はインデックスの更新のみで、パッケージ自体は更新しません。
✕ apt-get check:apt-get check は依存関係の整合性チェック用で、システムの更新は行いません。
第19問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

aptが参照するリポジトリ(取得元のURLやディストリビューション・コンポーネント)を定義する主要な設定ファイルはどれか。

  1. /etc/apt/apt.conf
  2. /etc/apt/sources.list✓ 正解
  3. /etc/apt/preferences
  4. /etc/dpkg/dpkg.cfg
💡 /etc/apt/sources.list(および /etc/apt/sources.list.d/ 配下のファイル)にdeb行でリポジトリのURL・スイート・コンポーネントを記述します。apt.conf はaptの動作オプション設定用です。
✕ /etc/apt/apt.conf:/etc/apt/apt.conf はaptの動作オプションを設定するファイルで、リポジトリ定義用ではありません。
○ /etc/apt/sources.list:正解。/etc/apt/sources.list にdeb行でリポジトリの取得元を定義します。
✕ /etc/apt/preferences:/etc/apt/preferences はパッケージのピン留め(優先度)設定用で、取得元定義ではありません。
✕ /etc/dpkg/dpkg.cfg:/etc/dpkg/dpkg.cfg はdpkgの既定オプション設定で、aptのリポジトリ定義ではありません。
第20問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

Debian系で、パッケージ postfix が依存する他のパッケージ(依存関係)を一覧表示するコマンドはどれか。

  1. apt-cache depends postfix✓ 正解
  2. apt-cache search postfix
  3. apt-cache policy postfix
  4. apt-cache stats postfix
💡 apt-cache depends は指定パッケージの依存(Depends/Recommends等)を一覧表示します。apt-cache policy は導入候補バージョンや優先度、search はキーワード検索です。
○ apt-cache depends postfix:正解。apt-cache depends は指定パッケージが依存する他パッケージを一覧表示します。
✕ apt-cache search postfix:apt-cache search はキーワードでパッケージを検索するもので、依存関係表示ではありません。
✕ apt-cache policy postfix:apt-cache policy は候補バージョンや優先度の表示で、依存一覧そのものではありません。
✕ apt-cache stats postfix:apt-cache stats はキャッシュの統計情報表示で、依存関係の表示ではありません。
第21問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

RPMパッケージ httpd-2.4.6.rpm を、未導入なら新規導入し、導入済みなら新しい版へ更新するコマンドはどれか。

  1. rpm -i httpd-2.4.6.rpm
  2. rpm -U httpd-2.4.6.rpm✓ 正解
  3. rpm -F httpd-2.4.6.rpm
  4. rpm -e httpd-2.4.6.rpm
💡 rpm -U(--upgrade)は未導入なら新規インストール、導入済みなら更新を行います。rpm -F(--freshen)は既に導入済みの場合のみ更新し、未導入なら何もしません。
✕ rpm -i httpd-2.4.6.rpm:rpm -i は新規インストール専用で、既に導入済みの場合は更新せずエラーになります。
○ rpm -U httpd-2.4.6.rpm:正解。rpm -U は未導入なら導入、導入済みなら更新を行います。
✕ rpm -F httpd-2.4.6.rpm:rpm -F は導入済みの場合のみ更新し、未導入時は何もしないため設問の条件に合いません。
✕ rpm -e httpd-2.4.6.rpm:rpm -e はパッケージの削除で、インストールや更新は行いません。
第22問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

インストール済みパッケージ httpd の説明・バージョン・ライセンス等の詳細情報を表示する rpm のオプションはどれか。

  1. rpm -qi httpd✓ 正解
  2. rpm -ql httpd
  3. rpm -qf httpd
  4. rpm -qa httpd
💡 rpm -qi(query info)はパッケージの説明・バージョン・ライセンス・ベンダ等の詳細情報を表示します。-ql は含有ファイル一覧、-qf はファイルの所属検索です。
○ rpm -qi httpd:正解。rpm -qi はパッケージの詳細情報(説明・バージョン・ライセンス等)を表示します。
✕ rpm -ql httpd:rpm -ql はパッケージが含むファイルの一覧表示で、詳細情報ではありません。
✕ rpm -qf httpd:rpm -qf はファイルがどのパッケージ由来かを調べるもので、詳細情報表示ではありません。
✕ rpm -qa httpd:rpm -qa は全パッケージの一覧表示で、特定パッケージの詳細情報ではありません。
第23問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

インストール済みパッケージ coreutils のファイルが、導入後に改変・破損していないか検証する rpm のオプションはどれか。

  1. rpm -V coreutils✓ 正解
  2. rpm -i coreutils
  3. rpm -qa coreutils
  4. rpm -e coreutils
💡 rpm -V(--verify)は導入時に記録されたサイズ・パーミッション・MD5等と現状を比較し、変更されたファイルを検出します。-i は導入、-e は削除です。
○ rpm -V coreutils:正解。rpm -V はファイルが導入後に改変・破損していないか検証します。
✕ rpm -i coreutils:rpm -i はパッケージのインストールで、整合性の検証は行いません。
✕ rpm -qa coreutils:rpm -qa はインストール済みパッケージの一覧表示で、ファイル検証ではありません。
✕ rpm -e coreutils:rpm -e はパッケージの削除で、検証の機能はありません。
第24問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
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RHEL系(dnf/yum)で、ファイル /usr/sbin/sshd を提供しているパッケージを調べるコマンドはどれか。

  1. dnf search /usr/sbin/sshd
  2. dnf provides /usr/sbin/sshd✓ 正解
  3. dnf info /usr/sbin/sshd
  4. dnf list /usr/sbin/sshd
💡 dnf provides(yum provides も同様)は、指定したファイルやコマンドを提供するパッケージを検索します。dnf search はパッケージ名・説明文からのキーワード検索です。
✕ dnf search /usr/sbin/sshd:dnf search はパッケージ名・説明文のキーワード検索で、ファイルの提供元検索ではありません。
○ dnf provides /usr/sbin/sshd:正解。dnf provides は指定ファイルを提供するパッケージを検索します。
✕ dnf info /usr/sbin/sshd:dnf info は指定パッケージの詳細情報表示で、ファイルからの提供元検索ではありません。
✕ dnf list /usr/sbin/sshd:dnf list はパッケージ一覧の表示で、ファイルパスから提供元を調べる用途ではありません。
第25問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
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yum/dnf でこれまでに行ったインストールや更新などのトランザクション履歴を一覧表示するコマンドはどれか。

  1. dnf list
  2. dnf info
  3. dnf history✓ 正解
  4. dnf grouplist
💡 dnf history(yum history も同様)は過去のトランザクション(導入・更新・削除)の履歴を一覧し、undo によるロールバックも可能です。grouplist はパッケージグループの一覧表示です。
✕ dnf list:dnf list は導入可能・導入済みパッケージの一覧で、操作履歴の表示ではありません。
✕ dnf info:dnf info はパッケージの詳細情報表示で、トランザクション履歴ではありません。
○ dnf history:正解。dnf history は過去のトランザクション履歴を一覧表示します。
✕ dnf grouplist:dnf grouplist はパッケージグループの一覧表示で、操作履歴ではありません。
第26問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理

実行時に共有ライブラリを探索する追加ディレクトリを、一時的に指定するための環境変数はどれか。

  1. LD_LIBRARY_PATH✓ 正解
  2. LD_PRELOAD
  3. PATH
  4. LD_SO_CACHE
💡 LD_LIBRARY_PATH は動的リンカが共有ライブラリを探す追加ディレクトリを一時的に指定する環境変数です。恒久的な設定は /etc/ld.so.conf と ldconfig で行います。LD_PRELOAD は特定ライブラリを優先ロードさせる変数です。
○ LD_LIBRARY_PATH:正解。LD_LIBRARY_PATH は共有ライブラリの追加探索ディレクトリを一時指定する環境変数です。
✕ LD_PRELOAD:LD_PRELOAD は特定の共有ライブラリを優先的にロードさせる変数で、探索パス指定とは異なります。
✕ PATH:PATH は実行ファイル(コマンド)の探索パスで、共有ライブラリの探索ディレクトリではありません。
✕ LD_SO_CACHE:LD_SO_CACHE という環境変数は存在せず、キャッシュは /etc/ld.so.cache というファイルです。
第27問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
#

Debian系で、apt を使ってパッケージ nginx をインストールするコマンドはどれですか。

  1. apt install nginx✓ 正解
  2. apt update nginx
  3. yum install nginx
  4. dpkg install nginx
💡 Debian系の高レベルツールは apt。install で導入します。yum はRPM系、dpkg に install サブコマンドはありません(dpkg -i)。
○ apt install nginx:apt install nginx はDebian系の高レベルツールでパッケージを導入する正しい指定です。
✕ apt update nginx:apt update はパッケージ情報の更新で、引数のパッケージを導入するものではありません。
✕ yum install nginx:yum はRPM系ディストリビューション用ツールで、Debian系では使いません。
✕ dpkg install nginx:dpkg に install サブコマンドはなく、導入は dpkg -i を使います。
第28問 ・ LPIC-1 / パッケージ管理 ・ コマンド問題
$

RPM系で、インストール済みの全パッケージを一覧表示するコマンドはどれですか。

  1. rpm -qa✓ 正解
  2. rpm -i
  3. rpm -e
  4. rpm -V
💡 rpm -qa(query all)で全パッケージを一覧します。-i はインストール、-e は削除、-V は検証です。
○ rpm -qa:rpm -qa(query all)はインストール済み全パッケージを一覧する正しい指定です。
✕ rpm -i:rpm -i はパッケージをインストールするオプションで、一覧表示ではありません。
✕ rpm -e:rpm -e はパッケージを削除(erase)するオプションです。
✕ rpm -V:rpm -V はインストール済みパッケージを検証するオプションで、一覧は出しません。
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