CCNA「IP接続」練習問題(76問・解説つき)

Cisco CCNA 200-301「IP接続」の4択問題集。正解と選択肢ごとの個別解説つきで、過去問対策・例題演習に。

主なテーマ:サブネット・スタティックルート・OSPF・FHRP

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第1問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのデフォルトのアドミニストレーティブディスタンスは?

  1. 90
  2. 100
  3. 110✓ 正解
  4. 120
💡 OSPFのADは110です。参考: 直接接続0、スタティック1、EIGRP90、OSPF110、RIP120。
✕ 90:90はEIGRP内部経路のADでOSPFの値ではないので誤り。
✕ 100:100はIGRPのADでOSPFの値ではないので誤り。
○ 110:OSPFのデフォルトADは110なので正しい。
✕ 120:120はRIPのADでOSPFの値ではないので誤り。
第2問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルで複数経路が一致したとき優先されるのは?

  1. 最も古い経路
  2. 最もプレフィックスが長い経路✓ 正解
  3. 最もADが大きい経路
  4. 最初に学習した経路
💡 ロンゲストマッチ。宛先に最も具体的(プレフィックス長が長い)に一致する経路が選ばれます。
✕ 最も古い経路:経路の新旧は最適経路選択の基準ではないので誤り。
○ 最もプレフィックスが長い経路:宛先に最も具体的に一致する最長プレフィックスの経路が選ばれるので正しい。
✕ 最もADが大きい経路:ADは大きいほど信頼度が低く優先されないので誤り。
✕ 最初に学習した経路:学習した順序は経路選択の優先基準ではないので誤り。
第3問 ・ CCNA / IP接続

IPv6のリンクローカルアドレスのプレフィックスは?

  1. FE80::/10✓ 正解
  2. FC00::/7
  3. 2000::/3
  4. FF00::/8
💡 リンクローカルはFE80::/10で同一リンク内通信に使用。FF00::/8はマルチキャストです。
○ FE80::/10:リンクローカルはFE80::/10で同一リンク内通信に使われるので正しい。
✕ FC00::/7:FC00::/7はユニークローカルアドレスでリンクローカルではないので誤り。
✕ 2000::/3:2000::/3はグローバルユニキャストの範囲でリンクローカルではないので誤り。
✕ FF00::/8:FF00::/8はマルチキャストアドレスでリンクローカルではないので誤り。
第4問 ・ CCNA / IP接続

DUALで高速収束するシスコ由来のルーティングは?

  1. RIP
  2. OSPF
  3. EIGRP✓ 正解
  4. BGP
💡 EIGRPはDUALで後続ルートを保持し高速収束。シスコ由来でAD(管理距離)は90です。
✕ RIP:RIPはホップ数ベースのディスタンスベクタでDUALは使わないので誤り。
✕ OSPF:OSPFはリンクステート型でDUALを用いるシスコ由来プロトコルではないので誤り。
○ EIGRP:EIGRPはDUALで後続ルートを保持し高速収束するシスコ由来のプロトコルなので正しい。
✕ BGP:BGPはパスベクタ型の経路制御でDUALは使わないので誤り。
第5問 ・ CCNA / IP接続

全宛先への静的デフォルトルートで ip route の後に続くのは?

  1. 0.0.0.0 0.0.0.0 次ホップ✓ 正解
  2. default 次ホップ
  3. any any 次ホップ
  4. * * 次ホップ
💡 ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 <次ホップ> が全宛先のデフォルト経路。0.0.0.0/0は全宛先の意味です。
○ 0.0.0.0 0.0.0.0 次ホップ:ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 次ホップ が全宛先のデフォルト経路の正しい構文なので正しい。
✕ default 次ホップ:defaultキーワードを使う構文ではないので誤り。
✕ any any 次ホップ:any any という記法はIOSのip routeでは使わないので誤り。
✕ * * 次ホップ:* * という記法はIOSのip routeでは使わないので誤り。
第6問 ・ CCNA / IP接続

2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001 の正しい短縮は?

  1. 2001:db8::1✓ 正解
  2. 2001:db8:0::1:0
  3. 2001::db8::1
  4. 2001:0db8::1::
💡 連続する0は::で1回だけ省略可、各ブロックの先頭0も省略でき2001:db8::1となります。
○ 2001:db8::1:連続する0を::で1回省略し先頭0も省略した2001:db8::1が正しい短縮なので正しい。
✕ 2001:db8:0::1:0:0が残り過不足のある表記で最短化されていないので誤り。
✕ 2001::db8::1:::を2回使っており規則違反なので誤り。
✕ 2001:0db8::1:::::を2回(うち1つは末尾)使っており規則違反なので誤り。
第7問 ・ CCNA / IP接続

RIPで到達可能とみなされる最大ホップ数は?

  1. 15✓ 正解
  2. 16
  3. 100
  4. 255
💡 RIPは最大15ホップまで有効で、16は到達不能(無限大)を表します。大規模網には不向きです。
○ 15:RIPは最大15ホップまで有効なので正しい。
✕ 16:16は到達不能(無限大)を表す値で到達可能な最大ではないので誤り。
✕ 100:100はRIPの最大ホップ数ではないので誤り。
✕ 255:255はRIPの最大ホップ数ではないので誤り。
第8問 ・ CCNA / IP接続

OSPFでDR/BDRに優先して選出される基準は?

  1. 優先度が最大の機器✓ 正解
  2. MACが最小の機器
  3. IPが最小の機器
  4. 最も新しい機器
💡 DR/BDRはOSPFプライオリティが最大の機器が選出。同値ならルータIDが大きい方が勝ちます。
○ 優先度が最大の機器:DR/BDRはOSPFプライオリティが最大の機器が選出されるので正しい。
✕ MACが最小の機器:MACの大小はOSPFのDR/BDR選出基準ではないので誤り。
✕ IPが最小の機器:IPの最小はDR/BDR選出基準ではなく同値時はルータIDが大きい方が勝つので誤り。
✕ 最も新しい機器:機器の新旧はDR/BDR選出基準ではないので誤り。
第9問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルのコード「S」が示す経路の種類はどれですか。

  1. 直接接続された経路
  2. 管理者が手動設定したスタティック経路✓ 正解
  3. OSPFで学習した経路
  4. EIGRPで学習した経路
💡 コードSはStatic(スタティック)を示し、管理者が手動で設定した経路です。Cは接続、OはOSPF、Dは EIGRPです。
✕ 直接接続された経路:直接接続経路はコードCで示され、Sはスタティックを意味します。
○ 管理者が手動設定したスタティック経路:正解。コードSはStatic(スタティック)で、管理者が手動設定した経路を示します。
✕ OSPFで学習した経路:OSPFで学習した経路はコードOで示され、Sではありません。
✕ EIGRPで学習した経路:EIGRPで学習した経路はコードDで示され、Sではありません。
第10問 ・ CCNA / IP接続

EIGRP内部経路のデフォルトのアドミニストレーティブディスタンス(AD)はどれですか。

  1. 90✓ 正解
  2. 100
  3. 110
  4. 120
💡 EIGRP内部経路のADは90で、OSPF(110)やRIP(120)より優先されます。EIGRP外部経路は170です。
○ 90:正解。EIGRP内部経路のADは90で、OSPFやRIPより優先されます。
✕ 100:100はIGRPのADで、EIGRP内部経路のADではありません。
✕ 110:110はOSPFのADで、EIGRP内部経路のADではありません。
✕ 120:120はRIPのADで、EIGRP内部経路のADではありません。
第11問 ・ CCNA / IP接続

同一宛先に対し接続(C)・スタティック(S)・OSPF(O)の経路があるとき、ルーティングテーブルに採用されるのはどれですか。

  1. 接続経路(AD 0)✓ 正解
  2. スタティック経路(AD 1)
  3. OSPF経路(AD 110)
  4. メトリックが最小の経路
💡 プレフィックス長が同じ場合はADが最小の経路が選ばれます。接続(0)<スタティック(1)<OSPF(110)の順で接続経路が最優先です。
○ 接続経路(AD 0):正解。プレフィックス長が同じならADが最小の経路が選ばれ、接続(AD 0)が最優先です。
✕ スタティック経路(AD 1):スタティック(AD 1)は接続(AD 0)より大きいため、接続経路に劣後します。
✕ OSPF経路(AD 110):OSPF(AD 110)はAD値が最も大きく、接続やスタティックに劣後します。
✕ メトリックが最小の経路:メトリック比較は同一ルーティング元内の話で、異なる経路源ではまずADが優先されます。
第12問 ・ CCNA / IP接続

10.1.1.0/24、10.0.0.0/8、0.0.0.0/0 の3経路がある状態で 10.1.1.5 宛のパケットが従う経路はどれですか。

  1. 0.0.0.0/0(デフォルト)
  2. 10.0.0.0/8
  3. 10.1.1.0/24✓ 正解
  4. ADが最小の経路
💡 経路選択はまず最長プレフィックス一致が優先されます。10.1.1.5に最も長く一致するのは/24の10.1.1.0/24です。
✕ 0.0.0.0/0(デフォルト):0.0.0.0/0はプレフィックス長が最短で、より長い一致がある場合は選ばれません。
✕ 10.0.0.0/8:10.0.0.0/8は一致しますが、より長い/24の経路があるため選ばれません。
○ 10.1.1.0/24:正解。最長プレフィックス一致が優先され、10.1.1.5に最も長く一致する/24が選ばれます。
✕ ADが最小の経路:経路選択はまず最長プレフィックス一致が優先され、ADの比較はその後の話です。
第13問 ・ CCNA / IP接続

通常のスタティックルートより大きいADを設定し、主経路の障害時のみ有効化される予備経路を何と呼びますか。

  1. サマリールート
  2. フローティングスタティックルート✓ 正解
  3. ホストルート
  4. リカーシブルート
💡 フローティングスタティックルートはADを高く設定して通常は使われず、優先経路が消えたとき昇格してバックアップとして機能します。
✕ サマリールート:サマリールートは複数経路を集約した経路で、バックアップ用の予備経路ではありません。
○ フローティングスタティックルート:正解。フローティングスタティックルートはADを高く設定し、主経路障害時のみ昇格する予備経路です。
✕ ホストルート:ホストルートは単一ホスト(/32)を指す経路で、バックアップ用の予備経路ではありません。
✕ リカーシブルート:リカーシブルートはネクストホップ解決を再帰的に行う経路で、予備経路の概念ではありません。
第14問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config)#

宛先 192.168.10.0/24 へネクストホップ 10.0.0.2 を指す通常のスタティックルートを設定するコマンドはどれですか。

  1. ip route 192.168.10.0 255.255.255.0 10.0.0.2✓ 正解
  2. ip route 10.0.0.2 255.255.255.0 192.168.10.0
  3. ip route 192.168.10.0 0.0.0.255 10.0.0.2
  4. route add 192.168.10.0 255.255.255.0 10.0.0.2
💡 構文は ip route 宛先ネットワーク サブネットマスク ネクストホップ です。/24はマスク255.255.255.0で表します。
○ ip route 192.168.10.0 255.255.255.0 10.0.0.2:正解。ip route 宛先 サブネットマスク ネクストホップ の構文で、/24は255.255.255.0です。
✕ ip route 10.0.0.2 255.255.255.0 192.168.10.0:宛先とネクストホップが逆で、ネクストホップを宛先に書いており誤りです。
✕ ip route 192.168.10.0 0.0.0.255 10.0.0.2:ip routeのマスク部は通常のサブネットマスクで、0.0.0.255(ワイルドカード)は使いません。
✕ route add 192.168.10.0 255.255.255.0 10.0.0.2:Cisco IOSのコマンドはip routeで、route addはIOSの構文ではありません。
第15問 ・ CCNA / IP接続

単一ホスト 172.16.5.10 だけを対象にしたスタティックホストルートで使うサブネットマスクはどれですか。

  1. 255.255.255.0
  2. 255.255.255.252
  3. 255.255.255.255✓ 正解
  4. 0.0.0.0
💡 ホストルートは1台のホストを指すため/32(255.255.255.255)を使います。例: ip route 172.16.5.10 255.255.255.255 ...
✕ 255.255.255.0:255.255.255.0は/24で254ホスト分を指し、単一ホストのホストルートには使いません。
✕ 255.255.255.252:255.255.255.252は/30で2ホスト分を指し、単一ホストのホストルートには使いません。
○ 255.255.255.255:正解。ホストルートは1台のみを指すため/32(255.255.255.255)を使います。
✕ 0.0.0.0:0.0.0.0はマスクとして全ビット任意となり、単一ホストの指定には使えません。
第16問 ・ CCNA / IP接続

イーサネットなどマルチアクセス区間で、ネクストホップIPを省略し送信インターフェースのみを指定したスタティックルートの問題点はどれですか。

  1. ルータが各宛先でARPを行い負荷やプロキシARP依存が生じる✓ 正解
  2. 経路が即座に無効になる
  3. ADが自動で255になる
  4. マスクを書けなくなる
💡 マルチアクセス区間で送信interfaceのみ指定すると、各宛先ごとにARPが必要となりプロキシARP依存や負荷増を招きます。点対点リンクなら問題ありません。
○ ルータが各宛先でARPを行い負荷やプロキシARP依存が生じる:正解。マルチアクセス区間でinterfaceのみ指定すると各宛先でARPが必要となり負荷やプロキシARP依存を生みます。
✕ 経路が即座に無効になる:interface指定でも経路は維持され、即座に無効になることはありません。
✕ ADが自動で255になる:interfaceのみ指定でADが自動で255になることはなく、デフォルトのままです。
✕ マスクを書けなくなる:interfaceのみ指定でもマスクは記述でき、書けなくなることはありません。
第17問 ・ CCNA / IP接続

OSPFv2でネイバー関係を確立するために両ルータで一致している必要がある要素はどれですか。

  1. ルータID
  2. ホスト名
  3. エリアID・サブネット・Hello/Deadタイマー・認証✓ 正解
  4. インターフェース帯域幅
💡 OSPFネイバー確立にはエリアID、同一サブネット、Hello/Deadタイマー、認証、ネットワークタイプ等の一致が必要です。ルータIDはむしろ一意である必要があります。
✕ ルータID:ルータIDはネイバー間で一意である必要があり、一致させるものではありません。
✕ ホスト名:ホスト名はOSPFネイバー確立の一致条件ではありません。
○ エリアID・サブネット・Hello/Deadタイマー・認証:正解。エリアID・サブネット・Hello/Deadタイマー・認証等の一致がネイバー確立に必要です。
✕ インターフェース帯域幅:インターフェース帯域幅はコスト計算に影響しますが、ネイバー確立の一致条件ではありません。
第18問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのブロードキャストネットワークでのデフォルトのHelloインターバルと、Deadインターバルの関係はどれですか。

  1. Hello 10秒、Dead 40秒(Helloの4倍)✓ 正解
  2. Hello 30秒、Dead 120秒
  3. Hello 10秒、Dead 30秒
  4. Hello 5秒、Dead 15秒
💡 ブロードキャスト/点対点ネットワークではHelloは10秒、DeadはHelloの4倍の40秒がデフォルトです。
○ Hello 10秒、Dead 40秒(Helloの4倍):正解。ブロードキャスト/点対点ではHelloは10秒、DeadはHelloの4倍の40秒がデフォルトです。
✕ Hello 30秒、Dead 120秒:Hello30秒・Dead120秒はNBMA(非ブロードキャスト)のデフォルトで、ブロードキャストではありません。
✕ Hello 10秒、Dead 30秒:DeadはHelloの4倍が原則で、Hello10秒に対しDead30秒という関係は誤りです。
✕ Hello 5秒、Dead 15秒:Hello5秒・Dead15秒はOSPFのデフォルト値ではありません。
第19問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのルータID選出で、loopbackもrouter-idコマンドも無い場合に選ばれるのはどれですか。

  1. 最小の物理インターフェースIP
  2. アクティブな物理インターフェースのうち最大のIP✓ 正解
  3. MACアドレス由来の値
  4. 常に0.0.0.0
💡 router-id手動設定が無くloopbackも無い場合、アップ状態の物理インターフェースのうち最大のIPアドレスがルータIDになります。loopbackがあればそちらが優先されます。
✕ 最小の物理インターフェースIP:ルータIDは最小ではなく最大の物理インターフェースIPが選ばれるため誤りです。
○ アクティブな物理インターフェースのうち最大のIP:正解。loopbackもrouter-id設定も無い場合、アップ状態の物理IFのうち最大のIPがルータIDになります。
✕ MACアドレス由来の値:ルータIDはIPアドレスから選ばれ、MACアドレス由来ではありません。
✕ 常に0.0.0.0:ルータIDが常に0.0.0.0になることはなく、IPから選出されます。
第20問 ・ CCNA / IP接続

参照帯域幅がデフォルト(100Mbps)のOSPFで、GigabitEthernet(1Gbps)インターフェースのコストはどれですか。

  1. 1✓ 正解
  2. 10
  3. 100
  4. 1000
💡 OSPFコスト=参照帯域(10^8)÷インターフェース帯域。Gigabit(10^9)では計算結果が0.1となり最小値の1に丸められます。
○ 1:正解。コスト=10^8÷帯域でGigabit(10^9)では0.1となり最小値1に丸められます。
✕ 10:10はFastEthernet(100Mbps)のコストで、Gigabitのコストではありません。
✕ 100:100はEthernet(10Mbps)のコストで、Gigabitのコストではありません。
✕ 1000:1000は参照帯域やインターフェース帯域の数値で、Gigabitのコスト値ではありません。
第21問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config-router)#

OSPFで隣接ルータへHelloを送らずにルートのみ広告したいインターフェースに使うコマンドはどれですか。

  1. passive-interface✓ 正解
  2. no shutdown
  3. ip ospf priority 0
  4. shutdown
💡 passive-interfaceはそのインターフェースでHelloを抑止しネイバーを作らせませんが、当該ネットワークはOSPFに広告されます。LANのエンドユーザ側に有効です。
○ passive-interface:正解。passive-interfaceはそのIFでHelloを抑止しネイバーを作らせず、ネットワークは広告します。
✕ no shutdown:no shutdownはインターフェースを有効化するコマンドで、Hello抑止とは無関係です。
✕ ip ospf priority 0:ip ospf priority 0はDR/BDR選出から外す設定で、Helloの抑止はしません。
✕ shutdown:shutdownはインターフェースを停止する設定で、ルート広告自体ができなくなります。
第22問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config-router)#

OSPFプロセスでインターフェース 10.1.1.1/24 を area 0 に含める network 文として正しいのはどれですか。

  1. network 10.1.1.0 255.255.255.0 area 0
  2. network 10.1.1.0 0.0.0.255 area 0✓ 正解
  3. network 10.1.1.1 0.0.0.0 area 0.0.0.255
  4. network 10.1.1.0 /24 area 0
💡 OSPFのnetwork文はワイルドカードマスクを使います。/24は0.0.0.255です(マスクのビット反転)。
✕ network 10.1.1.0 255.255.255.0 area 0:OSPFのnetwork文はワイルドカードマスクを使うため、255.255.255.0は誤りです。
○ network 10.1.1.0 0.0.0.255 area 0:正解。network文はワイルドカードマスクを使い、/24は0.0.0.255で表します。
✕ network 10.1.1.1 0.0.0.0 area 0.0.0.255:エリアIDにワイルドカードを書くのは誤りで、area部は0等の番号で指定します。
✕ network 10.1.1.0 /24 area 0:OSPFのnetwork文では/24のようなスラッシュ表記は使えません。
第23問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのDR/BDR選出で、すべてのルータのプライオリティが同一(デフォルト1)のとき決め手になるのはどれですか。

  1. ルータIDが最大の機器がDR✓ 正解
  2. ルータIDが最小の機器がDR
  3. 起動が最も古い機器がDR
  4. IPが最小の機器がDR
💡 プライオリティが同値の場合はルータIDが最大の機器がDR、次点がBDRになります。プライオリティ0の機器は選出対象外です。
○ ルータIDが最大の機器がDR:正解。プライオリティ同値の場合はルータIDが最大の機器がDR、次点がBDRになります。
✕ ルータIDが最小の機器がDR:DRはルータIDが最大の機器が選ばれ、最小ではありません。
✕ 起動が最も古い機器がDR:DR選出は起動時刻ではなくプライオリティとルータIDで決まります。
✕ IPが最小の機器がDR:DRはルータIDで決まり、インターフェースIPが最小という基準ではありません。
第24問 ・ CCNA / IP接続

OSPFでDR/BDR選出が行われず点対点として隣接を結ぶネットワークタイプはどれですか。

  1. broadcast
  2. point-to-point✓ 正解
  3. non-broadcast(NBMA)
  4. point-to-multipoint broadcast
💡 point-to-pointタイプ(シリアルリンク等)ではルータが2台のみのためDR/BDR選出は行われません。broadcastやNBMAでは選出されます。
✕ broadcast:broadcastタイプではDR/BDR選出が行われるため、選出されないこの設問には該当しません。
○ point-to-point:正解。point-to-pointはルータが2台のみのためDR/BDR選出が行われません。
✕ non-broadcast(NBMA):non-broadcast(NBMA)ではDR/BDR選出が行われるため該当しません。
✕ point-to-multipoint broadcast:point-to-multipoint broadcastはDR/BDRを選出しないものの点対点ではなく多点接続です。
第25問 ・ CCNA / IP接続

特定インターフェースのOSPFプライオリティを0にした場合の効果はどれですか。

  1. そのインターフェースが必ずDRになる
  2. DR/BDR選出に参加しなくなる(DROTHER固定)✓ 正解
  3. コストが0になる
  4. Helloを送らなくなる
💡 ip ospf priority 0を設定したインターフェースはDR/BDRに選出されず、常にDROTHERとして動作します。最大値255は最優先となります。
✕ そのインターフェースが必ずDRになる:priority 0はDR/BDRに選出されずDROTHER固定なので、必ずDRになるという記述は誤り。
○ DR/BDR選出に参加しなくなる(DROTHER固定):正しい。ip ospf priority 0はそのインターフェースをDR/BDR選出から外しDROTHERに固定する。
✕ コストが0になる:priorityはDR選出用の値でコストとは無関係。0にしてもコストは変わらないため誤り。
✕ Helloを送らなくなる:priority 0でもHelloの送受信は継続し隣接関係は形成されるため、Hello停止は誤り。
第26問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config)#

IPv6で全インターフェースの経路を集約したデフォルトルートをネクストホップ 2001:db8::1 へ向けるコマンドはどれですか。

  1. ipv6 route ::/0 2001:db8::1✓ 正解
  2. ip route ::/0 2001:db8::1
  3. ipv6 route 0.0.0.0/0 2001:db8::1
  4. ipv6 route ::/128 2001:db8::1
💡 IPv6のデフォルトルートは ::/0 で表し、ipv6 route ::/0 ネクストホップ で設定します。IPv4の0.0.0.0/0に相当します。
○ ipv6 route ::/0 2001:db8::1:正しい。IPv6デフォルトルートは::/0で表し、ipv6 route ::/0 ネクストホップで設定する。
✕ ip route ::/0 2001:db8::1:ip routeはIPv4用コマンドで、IPv6プレフィックス::/0は指定できないため誤り。
✕ ipv6 route 0.0.0.0/0 2001:db8::1:0.0.0.0/0はIPv4のデフォルト表記で、ipv6 routeでは構文不正となるため誤り。
✕ ipv6 route ::/128 2001:db8::1:::/128は全ビット指定のホストルート(全0アドレス)で、デフォルトルートではないため誤り。
第27問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config)#

ルータでIPv6ルーティング(IPv6パケット転送)を有効化するために必要なグローバル設定コマンドはどれですか。

  1. ipv6 unicast-routing✓ 正解
  2. ipv6 enable
  3. ip routing
  4. ipv6 address autoconfig
💡 ipv6 unicast-routingはルータがIPv6パケットを転送(ルーティング)できるようにするグローバルコマンドです。これが無いとIPv6スタティック経路も転送されません。
○ ipv6 unicast-routing:正しい。ipv6 unicast-routingはルータのIPv6パケット転送を有効化するグローバルコマンド。
✕ ipv6 enable:ipv6 enableはインターフェースでリンクローカルを生成する設定で、転送有効化ではないため誤り。
✕ ip routing:ip routingはIPv4ルーティングを有効化するコマンドで、IPv6転送には効かないため誤り。
✕ ipv6 address autoconfig:autoconfigはSLAACでアドレス取得する設定であり、転送を有効化しないため誤り。
第28問 ・ CCNA / IP接続

IPv6アドレス 2001:db8:0:0:0:ff00:42:8329 の正しい短縮表記はどれですか。

  1. 2001:db8::ff00:42:8329✓ 正解
  2. 2001:db8:::ff00:42:8329
  3. 2001:db8::ff:42:8329
  4. 2001:db8:0::0:ff00:42:8329
💡 連続するゼロブロックは1か所だけ「::」で省略できます。0:0:0を::に置換し2001:db8::ff00:42:8329となります。
○ 2001:db8::ff00:42:8329:正しい。連続するゼロブロック0:0:0を1か所だけ::に省略し2001:db8::ff00:42:8329となる。
✕ 2001:db8:::ff00:42:8329:::は1か所のみ使用可で、:::のように3連コロンは不正表記のため誤り。
✕ 2001:db8::ff:42:8329:ff00を勝手にffへ短縮しており各ブロックの値が変わってしまうため誤り。
✕ 2001:db8:0::0:ff00:42:8329:::で省略済みの位置に余分な0を残しており冗長で正規の短縮形ではないため誤り。
第29問 ・ CCNA / IP接続

FHRP(First Hop Redundancy Protocol)が解決する問題はどれですか。

  1. デフォルトゲートウェイ単一障害点の冗長化✓ 正解
  2. ルーティングテーブルのサイズ削減
  3. VLAN間ルーティングの高速化
  4. MACアドレス枯渇の防止
💡 FHRPは複数ルータで1つの仮想ゲートウェイIP/MACを共有し、デフォルトゲートウェイの単一障害点を排除します。HSRP/VRRP/GLBPが該当します。
○ デフォルトゲートウェイ単一障害点の冗長化:正しい。FHRPは複数ルータで仮想ゲートウェイを共有しデフォルトGWの単一障害点を排除する。
✕ ルーティングテーブルのサイズ削減:ルーティングテーブル縮小は経路集約の役割で、FHRPの目的ではないため誤り。
✕ VLAN間ルーティングの高速化:VLAN間ルーティング高速化はFHRPの機能ではなくL3スイッチ等の役割なので誤り。
✕ MACアドレス枯渇の防止:MACアドレス枯渇防止はFHRPと無関係で、その役割は持たないため誤り。
第30問 ・ CCNA / IP接続

シスコ独自のFHRPで、Active/Standbyの2台体制を取り仮想IPを共有するプロトコルはどれですか。

  1. HSRP✓ 正解
  2. STP
  3. LACP
  4. CDP
💡 HSRP(Hot Standby Router Protocol)はシスコ独自のFHRPで、ActiveとStandbyのルータが仮想IPを共有します。VRRPは標準規格、GLBPは負荷分散対応です。
○ HSRP:正しい。HSRPはシスコ独自FHRPでActive/Standbyの2台が仮想IPを共有する。
✕ STP:STPはL2のループ防止プロトコルでFHRPではないため誤り。
✕ LACP:LACPはリンク集約(EtherChannel)のプロトコルでゲートウェイ冗長とは無関係のため誤り。
✕ CDP:CDPは隣接機器を検出するシスコ独自プロトコルでFHRPではないため誤り。
第31問 ・ CCNA / IP接続

HSRPでActiveルータの選出基準として正しいのはどれですか。

  1. プライオリティが最大、同値ならIPアドレスが最大の機器✓ 正解
  2. MACアドレスが最小の機器
  3. 常に最初に起動した機器
  4. プライオリティが最小の機器
💡 HSRPはプライオリティ(デフォルト100)が最大の機器がActiveになり、同値の場合はインターフェースIPアドレスが大きい方が勝ちます。
○ プライオリティが最大、同値ならIPアドレスが最大の機器:正しい。HSRPはプライオリティ最大、同値ならインターフェースIP最大の機器がActiveになる。
✕ MACアドレスが最小の機器:Active選出はプライオリティ基準でありMAC最小は基準ではないため誤り。
✕ 常に最初に起動した機器:起動順は直接の基準ではなくプリエンプト無効時に影響するだけなので、常にではなく誤り。
✕ プライオリティが最小の機器:Activeはプライオリティが最大の機器であり、最小ではないため誤り。
第32問 ・ CCNA / IP接続

複数ルータで仮想MACを複数用い、グループ内で同時にトラフィックを負荷分散できるシスコ独自FHRPはどれですか。

  1. VRRP
  2. GLBP✓ 正解
  3. HSRPv1
  4. RIP
💡 GLBP(Gateway Load Balancing Protocol)はシスコ独自で、1つの仮想IPに複数の仮想MACを割り当てグループ内のルータで負荷分散できます。HSRP/VRRPは基本Active1台のみ転送します。
✕ VRRP:VRRPは標準規格で基本Active1台のみ転送し、複数仮想MACでの負荷分散は行わないため誤り。
○ GLBP:正しい。GLBPはシスコ独自で複数仮想MACを用いグループ内ルータで負荷分散できる。
✕ HSRPv1:HSRPv1はActive1台のみが転送する方式で同時負荷分散しないため誤り。
✕ RIP:RIPはルーティングプロトコルでFHRPではなく負荷分散ゲートウェイでもないため誤り。
第33問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルのコード「C」が示す経路の種類はどれですか。

  1. 直接接続されたインターフェースのネットワーク経路✓ 正解
  2. 管理者が手動設定したスタティック経路
  3. OSPFで学習した経路
  4. デフォルトルート
💡 コードCはConnected、すなわちインターフェースに割り当てたIPから導かれる直接接続ネットワークの経路です。スタティックはS、OSPFはOで示されます。
○ 直接接続されたインターフェースのネットワーク経路:正解。CはConnectedで、稼働中インターフェースの直接接続ネットワーク経路を示します。
✕ 管理者が手動設定したスタティック経路:管理者が手動設定するスタティック経路はSで示され、Cではありません。
✕ OSPFで学習した経路:OSPFで学習した経路はOで示され、Cではありません。
✕ デフォルトルート:デフォルトルートは0.0.0.0/0としてS*やO*E2等で示され、C単独ではありません。
第34問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルでコード「L」が付き、プレフィックス長が /32 で表示される経路は何を表しますか。

  1. インターフェース自身に設定されたローカルIPアドレス(ホスト経路)✓ 正解
  2. リモートのループバックアドレス
  3. スタティックで設定したホストルート
  4. OSPFが生成した集約経路
💡 コードLはLocalで、インターフェースに設定した自分自身のIPを/32のホスト経路として表します。同じインターフェースの所属ネットワークはCで別途表示されます。
○ インターフェース自身に設定されたローカルIPアドレス(ホスト経路):正解。Lはインターフェース自身に設定したローカルIPを/32ホスト経路として示します。
✕ リモートのループバックアドレス:リモートのループバックはルーティングプロトコル等で学習する別の経路で、Lではありません。
✕ スタティックで設定したホストルート:管理者が設定するホストルートはSで示され、自動生成されるLとは異なります。
✕ OSPFが生成した集約経路:OSPFの集約経路はOで示され、ローカルIPを表すLではありません。
第35問 ・ CCNA / IP接続

ディストリビュート設定のないルータで、直接接続(Connected)経路のデフォルトのアドミニストレーティブディスタンス(AD)はどれですか。

  1. 0✓ 正解
  2. 1
  3. 90
  4. 110
💡 直接接続経路のADは0で、すべての経路源の中で最も信頼度が高く優先されます。スタティックは1、EIGRP内部は90、OSPFは110です。
○ 0:正解。直接接続経路のADは0で最も優先されます。
✕ 1:1はスタティックルートのADで、直接接続のADではありません。
✕ 90:90はEIGRP内部経路のADで、直接接続のADではありません。
✕ 110:110はOSPFのADで、直接接続のADではありません。
第36問 ・ CCNA / IP接続

ネクストホップを指定した通常のスタティックルートに、distance引数を付けずに設定した場合のデフォルトADはどれですか。

  1. 0
  2. 1✓ 正解
  3. 5
  4. 120
💡 ネクストホップ指定のスタティックルートのデフォルトADは1で、直接接続(0)の次に優先されます。末尾に値を付けることで任意のADに変更でき、フローティングスタティックに利用します。
✕ 0:0は直接接続経路のADで、スタティックのデフォルトADではありません。
○ 1:正解。ネクストホップ指定のスタティックルートのデフォルトADは1です。
✕ 5:5は特定のEIGRPサマリ等の値で、スタティックのデフォルトADではありません。
✕ 120:120はRIPのADで、スタティックのデフォルトADではありません。
第37問 ・ CCNA / IP接続

アドミニストレーティブディスタンス(AD)が表すものとして正しいのはどれですか。

  1. 経路情報源(プロトコル)の信頼度を示す値で、小さいほど優先される✓ 正解
  2. 宛先までのホップ数を示す値
  3. 経路の帯域幅に基づくコスト
  4. 経路が広告される間隔(秒)
💡 ADは経路情報源の信頼度を示し、値が小さいほど信頼度が高く優先されます。異なるプロトコル間の経路選択でまず比較される指標です。
○ 経路情報源(プロトコル)の信頼度を示す値で、小さいほど優先される:正解。ADは経路情報源の信頼度を表し、小さいほど優先されます。
✕ 宛先までのホップ数を示す値:ホップ数はRIPなどのメトリックの一種で、ADそのものではありません。
✕ 経路の帯域幅に基づくコスト:帯域幅に基づくコストはOSPFのメトリックで、ADではありません。
✕ 経路が広告される間隔(秒):広告間隔はプロトコルのタイマーで、ADとは無関係です。
第38問 ・ CCNA / IP接続

同一の宛先ネットワークに対し、同じOSPFプロセスから等しいプレフィックス長で複数の経路が学習されたとき、テーブルに採用される基準はどれですか。

  1. メトリック(コスト)が最小の経路✓ 正解
  2. AD が最大の経路
  3. 最後に受信した経路
  4. ネクストホップIPが小さい経路
💡 プレフィックス長もADも同じ(同一プロトコル)場合は、メトリックが最小の経路が選ばれます。OSPFではコストが最小の経路が採用されます。
○ メトリック(コスト)が最小の経路:正解。プレフィックス長とADが同じなら、メトリック(OSPFはコスト)が最小の経路が選ばれます。
✕ AD が最大の経路:ADは小さいほど優先で、最大の経路を選ぶわけではありません。
✕ 最後に受信した経路:受信した順序は経路選択の基準ではありません。
✕ ネクストホップIPが小さい経路:ネクストホップIPの大小は最適経路選択の基準ではありません。
第39問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルでデフォルトルートが有効なとき、その存在を示す「Gateway of last resort」とは何を意味しますか。

  1. より具体的な経路に一致しないパケットの最終的な転送先✓ 正解
  2. 最も古いスタティック経路
  3. ルータのコンソール接続先
  4. ARPで解決できない宛先を破棄する設定
💡 Gateway of last resortは、テーブル内のどの具体的経路にもロンゲストマッチしないパケットが最後に送られる宛先で、デフォルトルート(0.0.0.0/0)が設定されると表示されます。
○ より具体的な経路に一致しないパケットの最終的な転送先:正解。具体的経路に一致しないパケットの最終転送先(デフォルトルート)を指します。
✕ 最も古いスタティック経路:経路の新旧とは無関係で、最終転送先を示す概念です。
✕ ルータのコンソール接続先:コンソール接続先とは無関係です。
✕ ARPで解決できない宛先を破棄する設定:宛先を破棄する設定ではなく、最終転送先を示すものです。
第40問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config)#

宛先 0.0.0.0/0 のスタティックルートをネクストホップ 10.0.0.1 へ向け、AD を 200 にしてフローティングデフォルトルートにするコマンドはどれですか。

  1. ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1 200✓ 正解
  2. ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1 ad 200
  3. ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 200 10.0.0.1
  4. ip route default 10.0.0.1 distance 200
💡 ip route の末尾に数値を付けるとADになります。0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1 200 で、AD200のフローティングデフォルトルートになります。
○ ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1 200:正解。ネクストホップの後ろに数値を置くとADとなり、AD200のフローティングデフォルトルートになります。
✕ ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1 ad 200:adというキーワードは構文に存在せず、AD値は数値のみを末尾に置きます。
✕ ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 200 10.0.0.1:ADの数値はネクストホップより後ろに置く必要があり、語順が不正です。
✕ ip route default 10.0.0.1 distance 200:defaultやdistanceというキーワードはこのコマンドの構文にはありません。
第41問 ・ CCNA / IP接続

ネクストホップIPのみを指定したスタティックルート(再帰スタティックルート)で、ルータがパケットを実際に送出するために追加で行う処理はどれですか。

  1. ネクストホップIPに到達するための出力インターフェースをルーティングテーブルで再帰的に解決する✓ 正解
  2. 宛先ネットワークをそのまま破棄する
  3. ネクストホップを無視して直接接続として扱う
  4. ADを自動的に255に変更する
💡 ネクストホップのみのスタティックルートは再帰ルックアップを行い、そのネクストホップへ到達する出力インターフェースを別途テーブルから解決してから転送します。
○ ネクストホップIPに到達するための出力インターフェースをルーティングテーブルで再帰的に解決する:正解。ネクストホップへ到達する出力インターフェースを再帰的に解決してから転送します。
✕ 宛先ネットワークをそのまま破棄する:宛先を破棄するのではなく、ネクストホップを解決して転送します。
✕ ネクストホップを無視して直接接続として扱う:ネクストホップは無視されず、それを解決して使います。
✕ ADを自動的に255に変更する:再帰解決はADを変更しません。
第42問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config)#

宛先 192.168.50.0/24 へ、出力インターフェース GigabitEthernet0/1 とネクストホップ 10.0.0.2 の両方を指定したフルスペシファイドスタティックルートを設定するコマンドはどれですか。

  1. ip route 192.168.50.0 255.255.255.0 GigabitEthernet0/1 10.0.0.2✓ 正解
  2. ip route 192.168.50.0 255.255.255.0 10.0.0.2 GigabitEthernet0/1
  3. ip route 192.168.50.0 /24 GigabitEthernet0/1 10.0.0.2
  4. ip route GigabitEthernet0/1 192.168.50.0 255.255.255.0 10.0.0.2
💡 フルスペシファイドルートは ip route <宛先> <マスク> <出力IF> <ネクストホップ> の順で、出力インターフェースの後にネクストホップIPを書きます。再帰解決を避けられます。
○ ip route 192.168.50.0 255.255.255.0 GigabitEthernet0/1 10.0.0.2:正解。宛先・マスクの後に出力インターフェース、続けてネクストホップIPを書く正しい順序です。
✕ ip route 192.168.50.0 255.255.255.0 10.0.0.2 GigabitEthernet0/1:ネクストホップIPと出力インターフェースの順序が逆で、この記述は受け付けられません。
✕ ip route 192.168.50.0 /24 GigabitEthernet0/1 10.0.0.2:IOSの ip route はマスクをドット10進で書く必要があり、/24という記法は使えません。
✕ ip route GigabitEthernet0/1 192.168.50.0 255.255.255.0 10.0.0.2:出力インターフェースを先頭に置く語順は不正です。
第43問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config)#

宛先 203.0.113.0/30 へのトラフィックを破棄(ブラックホール)するため、出力先を Null0 に向けるスタティックルートを設定するコマンドはどれですか。

  1. ip route 203.0.113.0 255.255.255.252 Null0✓ 正解
  2. ip route 203.0.113.0 255.255.255.252 drop
  3. ip route 203.0.113.0 255.255.255.252 discard
  4. ip route null 203.0.113.0 255.255.255.252
💡 出力インターフェースに Null0 を指定すると、その宛先のパケットは破棄されます。集約経路のループ防止や不要トラフィックの遮断に使います。
○ ip route 203.0.113.0 255.255.255.252 Null0:正解。出力先にNull0を指定するとその宛先のパケットを破棄(ブラックホール)できます。
✕ ip route 203.0.113.0 255.255.255.252 drop:dropというキーワードは ip route の構文にありません。
✕ ip route 203.0.113.0 255.255.255.252 discard:discardというキーワードは ip route の構文にありません。
✕ ip route null 203.0.113.0 255.255.255.252:nullを宛先の前に置く語順は不正で、Null0は出力先として末尾に書きます。
第44問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルに 172.16.0.0/16(スタティック)と 172.16.8.0/24(OSPF)があり、172.16.8.20 宛のパケットが届いたとき従う経路はどれですか。

  1. 172.16.8.0/24(OSPF経路)✓ 正解
  2. 172.16.0.0/16(スタティック経路)
  3. AD が小さいスタティック経路
  4. 両方に等しく分散される
💡 経路選択ではまずロンゲストマッチが優先され、ADはプレフィックス長が同じ経路同士の比較に使われます。172.16.8.20 により具体的な /24 が一致するため、AD が大きくてもOSPF経路が選ばれます。
○ 172.16.8.0/24(OSPF経路):正解。より具体的な /24 がロンゲストマッチで選ばれ、AD比較より優先されます。
✕ 172.16.0.0/16(スタティック経路):/16はより長い /24 に負けるため、この宛先では選ばれません。
✕ AD が小さいスタティック経路:ADの比較はプレフィックス長が同じ場合に限られ、長さが異なるこの例では先に長さで決まります。
✕ 両方に等しく分散される:ロンゲストマッチで一意に /24 が選ばれるため、分散はされません。
第45問 ・ CCNA / IP接続

ルーティングテーブルでコード「S*」が示すものはどれですか。

  1. デフォルトルートの候補となっているスタティック経路✓ 正解
  2. 障害で無効化されたスタティック経路
  3. 集約されたスタティック経路
  4. 再帰解決中のスタティック経路
💡 アスタリスク付きのS*は、そのスタティック経路がデフォルトルート(候補デフォルト)であることを示します。通常は 0.0.0.0/0 のスタティックルートに付きます。
○ デフォルトルートの候補となっているスタティック経路:正解。S*はそのスタティック経路がデフォルトルート候補であることを示します。
✕ 障害で無効化されたスタティック経路:障害で無効化された経路はテーブルに残らず、*は無効を意味しません。
✕ 集約されたスタティック経路:*は集約を示す記号ではありません。
✕ 再帰解決中のスタティック経路:*は再帰解決の状態を示す記号ではありません。
第46問 ・ CCNA / IP接続

出力インターフェースのみを指定したスタティックルートにおいて、そのルートがルーティングテーブルから外れる(無効になる)のはどんなときですか。

  1. 指定した出力インターフェースがdown状態になったとき✓ 正解
  2. 宛先ネットワークがpingに応答しなくなったとき
  3. ADが1のままのとき
  4. ネクストホップのMACが学習できないとき
💡 出力インターフェース指定のスタティックルートは、そのインターフェースがup/upの間だけ有効です。インターフェースがdownになると経路はテーブルから削除されます。
○ 指定した出力インターフェースがdown状態になったとき:正解。指定した出力インターフェースがdownになると、その経路はテーブルから外れます。
✕ 宛先ネットワークがpingに応答しなくなったとき:宛先のping応答有無はスタティック経路の有効性の判定基準ではありません。
✕ ADが1のままのとき:ADが1であること自体は経路を無効にする条件ではありません。
✕ ネクストホップのMACが学習できないとき:出力インターフェース指定ではネクストホップIPを使わないため、MAC学習の可否は無効化条件ではありません。
第47問 ・ CCNA / IP接続

OSPFv2のネイバー状態が正常にフルアジャセンシーへ進む際の遷移順序として正しいのはどれですか。

  1. Down→Init→2-Way→Exstart→Exchange→Loading→Full✓ 正解
  2. Down→2-Way→Init→Exchange→Exstart→Loading→Full
  3. Down→Init→Exstart→2-Way→Exchange→Full→Loading
  4. Init→Down→2-Way→Loading→Exchange→Exstart→Full
💡 OSPFの状態遷移はDown→Init→2-Way→Exstart→Exchange→Loading→Fullの順です。2-Wayで双方向確認、Exstartでマスター/スレーブとDDシーケンスを決め、Exchange/Loadingでデータベースを同期し、Fullで完全な隣接になります。
○ Down→Init→2-Way→Exstart→Exchange→Loading→Full:正解。Down→Init→2-Way→Exstart→Exchange→Loading→Fullが正しい遷移順序です。
✕ Down→2-Way→Init→Exchange→Exstart→Loading→Full:2-WayはInitの後に来るため、2-WayがInitより前に並ぶこの順序は誤りです。
✕ Down→Init→Exstart→2-Way→Exchange→Full→Loading:Exstartは2-Wayの後に来るため、Exstartを2-Wayより前に置くこの順序は誤りです。
✕ Init→Down→2-Way→Loading→Exchange→Exstart→Full:Downが起点でInitより前に来るため、InitをDownより前に置くこの順序は誤りです。
第48問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのブロードキャストネットワークで、DROTHER同士のルータが安定して留まる状態はどれですか。

  1. Full
  2. 2-Way✓ 正解
  3. Exstart
  4. Init
💡 ブロードキャストネットワークではDROTHER同士は完全な隣接(Full)を結ばず2-Wayで留まります。各DROTHERはDR/BDRとのみFullになり、Helloは相互に見えるため2-Wayが正常な定常状態です。
✕ Full:DROTHER同士はFullにならずDR/BDRとのみFullになるため、Fullで留まるのは誤りです。
○ 2-Way:正解。DROTHER同士はFullを結ばず2-Wayで安定して留まります。
✕ Exstart:Exstartはデータベース同期を始める一時的な状態で、DROTHER同士の定常状態ではありません。
✕ Init:InitはHelloを片方向で受けた初期状態で、双方向確認後の定常状態ではありません。
第49問 ・ CCNA / IP接続

OSPFネイバーが2-Wayまでは進むのに、ExstartやExchangeで停止して隣接が完成しない典型的な原因はどれですか。

  1. 両インターフェースのMTU不一致✓ 正解
  2. ホスト名の不一致
  3. ルータIDが互いに一致している
  4. クロックの時刻ずれ
💡 OSPFはExchange段階でDBD(データベース記述)パケットのMTUを比較し、不一致だと隣接がExstart/Exchangeでスタックします。ip ospf mtu-ignoreで無視させることもできますが、本質的にはMTUを揃えるべきです。
○ 両インターフェースのMTU不一致:正解。MTU不一致はExstart/Exchangeでの停止を招く典型的な原因です。
✕ ホスト名の不一致:ホスト名はOSPFの隣接条件に無関係で、隣接停止の原因にはなりません。
✕ ルータIDが互いに一致している:ルータIDが一致しているとネイバーが確立できませんが、その場合は2-Wayまで進まずDuplicate Router IDとして弾かれます。
✕ クロックの時刻ずれ:クロックの時刻ずれはOSPFの隣接確立条件ではなく、停止の直接原因にはなりません。
第50問 ・ CCNA / IP接続

同一セグメントのOSPFルータ同士で、片方が area 0、もう片方が area 1 に設定されている場合に起きることはどれですか。

  1. エリアIDが異なるためネイバー関係が確立されない✓ 正解
  2. 自動的に両方area 0に統一される
  3. コストが2倍になるが隣接は確立する
  4. DRがarea間を中継して隣接する
💡 OSPFのネイバー確立にはインターフェースのエリアIDが一致している必要があります。エリアIDが異なるとHelloのarea IDフィールドが合致せず、ネイバー関係は確立されません。
○ エリアIDが異なるためネイバー関係が確立されない:正解。エリアIDが異なるとネイバー関係は確立されません。
✕ 自動的に両方area 0に統一される:OSPFがエリアIDを自動統一することはなく、不一致のままネイバーは確立されません。
✕ コストが2倍になるが隣接は確立する:エリア不一致は隣接不成立の原因であり、コストが変化して隣接するわけではありません。
✕ DRがarea間を中継して隣接する:DRがエリアをまたいで隣接を中継する仕組みは存在しないため誤りです。
第51問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのブロードキャストネットワークでDR/BDRを選出する際の優先順位として正しいのはどれですか。

  1. プライオリティが高い方を優先し、同値ならルータIDが大きい方✓ 正解
  2. ルータIDが大きい方を優先し、同値ならプライオリティが高い方
  3. プライオリティが低い方を優先し、同値ならルータIDが小さい方
  4. インターフェースIPが小さい方を常に優先
💡 DR/BDR選出はまずOSPFプライオリティ(0〜255、デフォルト1)が高い方を優先し、プライオリティが同値の場合にルータIDが大きい方が選ばれます。プライオリティが先に評価される点が重要です。
○ プライオリティが高い方を優先し、同値ならルータIDが大きい方:正解。プライオリティを先に評価し、同値の場合にルータIDが大きい方が選ばれます。
✕ ルータIDが大きい方を優先し、同値ならプライオリティが高い方:評価順が逆で、まずプライオリティを見てから同値時にルータIDを見るため誤りです。
✕ プライオリティが低い方を優先し、同値ならルータIDが小さい方:プライオリティもルータIDも大きい(高い)方が優先されるため、低い方優先は誤りです。
✕ インターフェースIPが小さい方を常に優先:インターフェースIPの大小はDR/BDR選出の決め手ではないため誤りです。
第52問 ・ CCNA / IP接続

あるルータのインターフェースを確実にDRにしたい場合、OSPFプライオリティに設定すべき値はどれですか(他はデフォルト1)。

  1. 255✓ 正解
  2. 0
  3. 1
  4. -1
💡 OSPFプライオリティは0〜255で、値が大きいほどDRになりやすくなります。最大値の255を設定すれば他がデフォルト1のときほぼ確実にDRになります。0はDR/BDR選出から外れDROTHER固定になります。
○ 255:正解。255は設定可能な最大値で、他がデフォルト1ならほぼ確実にDRになります。
✕ 0:0はDR/BDR選出から除外されDROTHER固定になるため、DRにはなれず誤りです。
✕ 1:1はデフォルト値で他と同値となり確実にDRにできるとは限らないため誤りです。
✕ -1:プライオリティに負の値は設定できないため誤りです。
第53問 ・ CCNA / IP接続

イーサネットLAN(複数ルータが接続)に対し、OSPFがデフォルトで適用するネットワークタイプはどれですか。

  1. broadcast✓ 正解
  2. point-to-point
  3. non-broadcast(NBMA)
  4. point-to-multipoint
💡 イーサネットインターフェースではOSPFは既定でbroadcastタイプとなり、DR/BDRを選出してマルチアクセスでの隣接数を抑えます。シリアル(HDLC/PPP)は既定でpoint-to-pointです。
○ broadcast:正解。イーサネットではOSPFは既定でbroadcastタイプとなりDR/BDRを選出します。
✕ point-to-point:point-to-pointはシリアルリンク等の既定タイプで、イーサネットの既定ではありません。
✕ non-broadcast(NBMA):NBMAはフレームリレー等の既定タイプで、イーサネットの既定ではありません。
✕ point-to-multipoint:point-to-multipointは手動設定するタイプで、イーサネットの既定ではありません。
第54問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのコスト計算式として正しいのはどれですか(参照帯域幅をRef、インターフェース帯域をBWとする)。

  1. コスト = Ref ÷ BW(最小1)✓ 正解
  2. コスト = BW ÷ Ref
  3. コスト = Ref × BW
  4. コスト = BW − Ref
💡 OSPFのコストは参照帯域幅(デフォルト10^8=100Mbps)をインターフェース帯域で割って求め、計算結果が1未満なら最小値1に丸められます。帯域が大きいほどコストは小さくなります。
○ コスト = Ref ÷ BW(最小1):正解。コスト=参照帯域÷インターフェース帯域で、1未満は最小値1に丸められます。
✕ コスト = BW ÷ Ref:割る向きが逆で、参照帯域をインターフェース帯域で割るのが正しいため誤りです。
✕ コスト = Ref × BW:コストは積ではなく除算で求めるため誤りです。
✕ コスト = BW − Ref:コストは差ではなく除算で求めるため誤りです。
第55問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config-router)#

10Gbpsリンクを正しくコストに反映させるため、OSPFの参照帯域幅を10Gbpsに変更するルータコンフィグモードのコマンドはどれですか。

  1. auto-cost reference-bandwidth 10000✓ 正解
  2. bandwidth 10000000
  3. ip ospf cost 10000
  4. reference-bandwidth auto 10000
💡 auto-cost reference-bandwidth はMbps単位で参照帯域を指定します。10Gbps=10000Mbpsなので10000を指定します。デフォルト100Mbpsのままだと1Gbps以上のリンクが全てコスト1で区別できなくなるため、全ルータで揃えるのが定石です。
○ auto-cost reference-bandwidth 10000:正解。auto-cost reference-bandwidth はMbps単位指定で、10Gbpsは10000を与えます。
✕ bandwidth 10000000:bandwidthはインターフェースの帯域を表す値の設定で、OSPF参照帯域の変更コマンドではありません。
✕ ip ospf cost 10000:ip ospf costは個別インターフェースのコストを直接指定する設定で、参照帯域の変更ではありません。
✕ reference-bandwidth auto 10000:reference-bandwidth auto という構文は存在せず、正しくはauto-cost reference-bandwidthのため誤りです。
第56問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1(config-router)#

OSPFのルータIDを 1.1.1.1 に手動で固定するコマンドはどれですか。

  1. router-id 1.1.1.1✓ 正解
  2. ospf router-id 1.1.1.1
  3. ip ospf router-id 1.1.1.1
  4. set router-id 1.1.1.1
💡 OSPFルータコンフィグモードで router-id 1.1.1.1 と指定するとルータIDを手動固定できます。手動設定はloopbackや物理IPより優先されます。反映には clear ip ospf process が必要です。
○ router-id 1.1.1.1:正解。router-id 1.1.1.1 がOSPFルータコンフィグでのルータID固定の正しい構文です。
✕ ospf router-id 1.1.1.1:ospf router-id という語順はIOSの構文になく、正しくはrouter-idのため誤りです。
✕ ip ospf router-id 1.1.1.1:ip ospf router-id はインターフェース系の誤った語で、ルータID固定の構文ではありません。
✕ set router-id 1.1.1.1:set router-id はIOSの構文になく、ルータIDは設定できません。
第57問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
R1#

OSPFの隣接関係とDR/BDRの役割、状態を確認する特権モードコマンドはどれですか。

  1. show ip ospf neighbor✓ 正解
  2. show ip ospf database
  3. show ip route ospf
  4. show ip ospf interface brief
💡 show ip ospf neighbor はネイバーのルータID、プライオリティ、状態(Full/2-Way等)、Dead時間、アドレス、ローカルインターフェースを一覧します。隣接が上がらない切り分けの第一歩です。
○ show ip ospf neighbor:正解。show ip ospf neighbor はネイバーの状態やDR/BDRの役割を一覧表示します。
✕ show ip ospf database:show ip ospf database はLSDB(リンクステートデータベース)を表示し、ネイバー一覧そのものではありません。
✕ show ip route ospf:show ip route ospf はOSPFで学習した経路を表示し、ネイバーの状態は表示しません。
✕ show ip ospf interface brief:show ip ospf interface brief はOSPF動作中インターフェースの要約で、ネイバー状態の詳細一覧ではありません。
第58問 ・ CCNA / IP接続

同一セグメントのOSPFルータで、片方が 192.168.1.1/24、もう片方が 192.168.1.2/25 と設定されている場合に起きることはどれですか。

  1. サブネットマスク不一致でネイバーが確立されない✓ 正解
  2. マスクが自動的に揃えられ隣接する
  3. コストだけが変わり隣接は成立する
  4. DRが自動で再選出され隣接する
💡 OSPFはブロードキャスト/NBMAではHelloのネットマスクフィールドを比較し、同一サブネット(同じマスク)でないとネイバーになりません。/24と/25ではマスクが異なるため隣接は確立されません。
○ サブネットマスク不一致でネイバーが確立されない:正解。サブネットマスクが異なると同一サブネットとみなされずネイバーは確立されません。
✕ マスクが自動的に揃えられ隣接する:OSPFがマスクを自動で揃えることはなく、不一致のまま隣接は成立しません。
✕ コストだけが変わり隣接は成立する:マスク不一致は隣接不成立の原因であり、コストだけが変わるわけではありません。
✕ DRが自動で再選出され隣接する:マスク不一致が原因のため、DR再選出で隣接が成立することはありません。
第59問 ・ CCNA / IP接続

OSPFのネイバーが頻繁にDownになり再確立を繰り返す(フラッピングする)場合、Helloに対して相対的に短く設定されていると問題になりやすいタイマーはどれですか。

  1. Deadインターバル✓ 正解
  2. 参照帯域幅
  3. SPF遅延タイマー
  4. ARPタイムアウト
💡 DeadインターバルはこのHelloが届かなくなってからネイバーをダウン扱いにするまでの時間で、通常Helloの4倍です。両端でHello/Deadが一致していないとそもそも隣接できず、Deadが過度に短いと一時的な遅延でネイバーが落ちやすくなります。
○ Deadインターバル:正解。Deadインターバルが短すぎると一時的なHello遅延でネイバーがダウンしやすくなります。
✕ 参照帯域幅:参照帯域幅はコスト計算用の値でネイバーの維持(Dead判定)とは無関係のため誤りです。
✕ SPF遅延タイマー:SPF遅延タイマーは計算実行のタイミング調整用で、ネイバーのDown判定には直接関与しません。
✕ ARPタイムアウト:ARPタイムアウトはIP-MAC対応の保持時間で、OSPFのネイバー維持タイマーではありません。
第60問 ・ CCNA / IP接続

2台のルータをシリアルリンク(point-to-pointタイプ)で接続しOSPFを動かした場合、ネイバー確立後の状態とDR/BDRの扱いとして正しいのはどれですか。

  1. DR/BDRは選出されず、両者は直接Fullになる✓ 正解
  2. 片方がDR、片方がBDRになりFullになる
  3. 両者ともDROTHERとなり2-Wayで留まる
  4. DRが選出されるまでネイバーは確立されない
💡 point-to-pointタイプではルータが2台のみのためDR/BDR選出は不要で行われず、両者は直接完全な隣接(Full)になります。DR/BDRの概念はマルチアクセス(broadcast/NBMA)でのみ用いられます。
○ DR/BDRは選出されず、両者は直接Fullになる:正解。point-to-pointではDR/BDRは選出されず、両者は直接Fullになります。
✕ 片方がDR、片方がBDRになりFullになる:point-to-pointではDR/BDRが選出されないため、DR/BDRに分かれるという記述は誤りです。
✕ 両者ともDROTHERとなり2-Wayで留まる:DROTHERや2-Wayで留まるのはマルチアクセスのDROTHER同士の話で、point-to-pointには当てはまりません。
✕ DRが選出されるまでネイバーは確立されない:point-to-pointはDR選出を待たずに隣接が確立するため、DR選出が前提という記述は誤りです。
第61問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
Router(config)#

ネクストホップにリンクローカルアドレス fe80::1 を使ってIPv6スタティックルートを設定する場合、リンクローカルは一意でないため出力インターフェースの指定も必要です。正しいコマンドはどれですか。

  1. ipv6 route 2001:db8:2::/64 GigabitEthernet0/0 fe80::1✓ 正解
  2. ipv6 route 2001:db8:2::/64 fe80::1
  3. ipv6 route 2001:db8:2::/64 fe80::1 GigabitEthernet0/0
  4. ip route 2001:db8:2::/64 fe80::1 GigabitEthernet0/0
💡 リンクローカルのネクストホップは複数リンクで重複しうるため、出力インターフェースを先に指定して ipv6 route <宛先プレフィックス> <出力IF> <リンクローカルNH> の順で書きます。
○ ipv6 route 2001:db8:2::/64 GigabitEthernet0/0 fe80::1:ipv6 route 2001:db8:2::/64 GigabitEthernet0/0 fe80::1 は出力IFの後にリンクローカルNHを指定する正しい順序なので正しい。
✕ ipv6 route 2001:db8:2::/64 fe80::1:リンクローカルNHだけでは出力IFが特定できず到達不能となるため誤り。
✕ ipv6 route 2001:db8:2::/64 fe80::1 GigabitEthernet0/0:出力IFとリンクローカルNHの順序が逆で、IOSの構文では出力IFを先に書くため誤り。
✕ ip route 2001:db8:2::/64 fe80::1 GigabitEthernet0/0:IPv6経路の設定コマンドは ip route ではなく ipv6 route を使うため誤り。
第62問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
Router(config-if)#

インターフェースに、プレフィックス 2001:db8:0:1::/64 を使い、ホスト部をMACから自動生成(EUI-64)してIPv6アドレスを付与するコマンドはどれですか。

  1. ipv6 address 2001:db8:0:1::/64 eui-64✓ 正解
  2. ipv6 address 2001:db8:0:1::/64 autoconfig
  3. ipv6 address 2001:db8:0:1::1/64
  4. ipv6 eui-64 2001:db8:0:1::/64
💡 ipv6 address <プレフィックス>/64 eui-64 でインターフェースMACからEUI-64方式でホスト部64ビットを自動生成します。MACを2分割しFFFEを挿入、7番目ビットを反転します。
○ ipv6 address 2001:db8:0:1::/64 eui-64:ipv6 address 2001:db8:0:1::/64 eui-64 はEUI-64でホスト部を自動生成する正しいコマンドなので正しい。
✕ ipv6 address 2001:db8:0:1::/64 autoconfig:autoconfig はRAを受けたSLAAC動作で、管理者がプレフィックスを指定するEUI-64付与とは異なるため誤り。
✕ ipv6 address 2001:db8:0:1::1/64:ホスト部を ::1 と手動指定しており、EUI-64による自動生成ではないため誤り。
✕ ipv6 eui-64 2001:db8:0:1::/64:ipv6 eui-64 という構文は存在せず、eui-64 は ipv6 address のキーワードなので誤り。
第63問 ・ CCNA / IP接続

IPv6のユニークローカルアドレス(ULA)を表すプレフィックスはどれですか。IPv4のプライベートアドレスに相当し、インターネットへはルーティングされません。

  1. FC00::/7✓ 正解
  2. FE80::/10
  3. 2000::/3
  4. FF00::/8
💡 ULAはFC00::/7で、実際にはL=1のFD00::/8がローカル割当用として使われます。組織内で閉じて使い、グローバルにはルーティングされません。
○ FC00::/7:FC00::/7はユニークローカルアドレスの範囲で、組織内ローカル用なので正しい。
✕ FE80::/10:FE80::/10はリンクローカルアドレスで同一リンク内専用なのでULAではなく誤り。
✕ 2000::/3:2000::/3はグローバルユニキャストの範囲でULAではないため誤り。
✕ FF00::/8:FF00::/8はマルチキャストアドレスでULAではないため誤り。
第64問 ・ CCNA / IP接続

IPv6でセグメント上の全ルータが参加するマルチキャストアドレス(all-routers)はどれですか。

  1. FF02::2✓ 正解
  2. FF02::1
  3. FF02::5
  4. FF01::2
💡 FF02::2はリンクローカルスコープの全ルータマルチキャストです。FF02::1は全ノード、FF02::5はOSPFv3の全SPFルータです。
○ FF02::2:FF02::2はリンクローカルスコープの全ルータ(all-routers)マルチキャストなので正しい。
✕ FF02::1:FF02::1は全ノード(all-nodes)マルチキャストで全ルータ向けではないため誤り。
✕ FF02::5:FF02::5はOSPFv3の全SPFルータ向けで、IPv6一般の全ルータアドレスではないため誤り。
✕ FF01::2:FF01::2はノードローカルスコープの全ルータで、リンクローカルスコープではないため誤り。
第65問 ・ CCNA / IP接続

IPv6の要請ノード(solicited-node)マルチキャストアドレスのプレフィックスはどれですか。NDPの近隣探索でユニキャストアドレスごとに自動生成されます。

  1. FF02::1:FF00:0/104✓ 正解
  2. FF02::2/16
  3. FF02::1/128
  4. FE80::/64
💡 要請ノードマルチキャストはFF02::1:FF00:0/104で、対応ユニキャストアドレス下位24ビットを付加して作られます。NDPのNS送信先に使われます。
○ FF02::1:FF00:0/104:FF02::1:FF00:0/104は要請ノードマルチキャストの正しいプレフィックスなので正しい。
✕ FF02::2/16:FF02::2は全ルータマルチキャストで要請ノードマルチキャストではないため誤り。
✕ FF02::1/128:FF02::1は全ノードマルチキャストで要請ノードマルチキャストではないため誤り。
✕ FE80::/64:FE80::/64はリンクローカルユニキャストの範囲でマルチキャストではないため誤り。
第66問 ・ CCNA / IP接続

IPv4のARPに相当し、IPv6で隣接ノードのIPv6アドレスからMACアドレスを解決する近隣探索プロトコル(NDP)のメッセージの組み合わせはどれですか。

  1. 近隣要請(NS)と近隣広告(NA)✓ 正解
  2. ルータ要請(RS)とルータ広告(RA)
  3. DiscoverとOffer
  4. EchoとEcho Reply
💡 NDPのNS(Neighbor Solicitation)とNA(Neighbor Advertisement)がIPv4のARPに相当し、アドレス解決やDAD(重複検出)に使われます。RS/RAはルータ/プレフィックス発見用です。
○ 近隣要請(NS)と近隣広告(NA):NS/NAはIPv6のアドレス解決(ARP相当)を担うNDPメッセージなので正しい。
✕ ルータ要請(RS)とルータ広告(RA):RS/RAはルータ発見やプレフィックス通知用で、アドレス解決そのものではないため誤り。
✕ DiscoverとOffer:Discover/OfferはDHCPの手順でNDPのアドレス解決メッセージではないため誤り。
✕ EchoとEcho Reply:Echo/Echo ReplyはICMPの到達性確認用でアドレス解決ではないため誤り。
第67問 ・ CCNA / IP接続

ルータが定期的に、またはRSへの応答として送信し、ホストにプレフィックスやデフォルトゲートウェイ情報を通知するNDPメッセージはどれですか。

  1. ルータ広告(RA)✓ 正解
  2. 近隣要請(NS)
  3. 近隣広告(NA)
  4. リダイレクト
💡 RA(Router Advertisement)はルータがプレフィックスやフラグ(M/Oフラグ等)、デフォルトゲートウェイ情報を通知するメッセージで、SLAACの基礎になります。
○ ルータ広告(RA):RAはルータがプレフィックスやGW情報を通知するメッセージなので正しい。
✕ 近隣要請(NS):NSはアドレス解決やDADに使うメッセージで、プレフィックス通知ではないため誤り。
✕ 近隣広告(NA):NAはNSへの応答でMAC等を返すメッセージで、プレフィックス通知ではないため誤り。
✕ リダイレクト:リダイレクトはより良い次ホップを知らせるメッセージで、プレフィックス通知が主目的ではないため誤り。
第68問 ・ CCNA / IP接続

ホストがルータのRA内のプレフィックスとEUI-64等を使い、DHCPサーバなしで自分のIPv6アドレスを自動生成する仕組みはどれですか。

  1. SLAAC(ステートレスアドレス自動構成)✓ 正解
  2. ステートフルDHCPv6
  3. 静的アドレス設定
  4. APIPA
💡 SLAACはRAで受け取ったプレフィックスにEUI-64やランダム値でホスト部を付けて自分でアドレスを生成します。サーバが割当状態を管理しないためステートレスです。
○ SLAAC(ステートレスアドレス自動構成):SLAACはRAのプレフィックスから自分でアドレスを生成するステートレスな仕組みなので正しい。
✕ ステートフルDHCPv6:ステートフルDHCPv6はサーバがアドレスを割当・管理する方式でSLAACとは異なるため誤り。
✕ 静的アドレス設定:静的アドレス設定は手動で割り当てる方式で自動構成ではないため誤り。
✕ APIPA:APIPAはIPv4のリンクローカル自動割当でIPv6のSLAACではないため誤り。
第69問 ・ CCNA / IP接続

IPv6で、DHCPv6サーバがアドレスそのものを割り当てて管理する方式の説明として正しいものはどれですか。

  1. ステートフルDHCPv6で、サーバがアドレスと付随情報を割当・管理する✓ 正解
  2. ステートレスDHCPv6で、サーバがアドレスを割り当てる
  3. SLAACのことで、サーバがアドレスを割り当てる
  4. RAのMフラグが0のとき、サーバがアドレスを割り当てる
💡 ステートフルDHCPv6はサーバがアドレス自体を割当・管理します(RAのMフラグ=1で誘導)。ステートレスDHCPv6はアドレスはSLAACで生成し、DNS等の追加情報のみDHCPv6から得ます。
○ ステートフルDHCPv6で、サーバがアドレスと付随情報を割当・管理する:ステートフルDHCPv6はサーバがアドレスを割当・管理する方式なので正しい。
✕ ステートレスDHCPv6で、サーバがアドレスを割り当てる:ステートレスDHCPv6はアドレスを割り当てず追加情報のみ提供するため誤り。
✕ SLAACのことで、サーバがアドレスを割り当てる:SLAACはサーバを介さずホスト自身がアドレスを生成するため誤り。
✕ RAのMフラグが0のとき、サーバがアドレスを割り当てる:Mフラグが1のときにステートフルDHCPv6が使われ、0ではないため誤り。
第70問 ・ CCNA / IP接続

複数のインターフェースに同一アドレスを割り当て、最も近いノードへ配送されるIPv6アドレスの種別はどれですか。

  1. エニーキャスト✓ 正解
  2. ユニキャスト
  3. マルチキャスト
  4. ブロードキャスト
💡 エニーキャストは同一アドレスを複数ノードに割り当て、ルーティング上最も近い1つに配送されます。なおIPv6にブロードキャストは存在せずマルチキャストで代替します。
○ エニーキャスト:エニーキャストは同一アドレスを複数に割り当て最も近いノードへ届ける種別なので正しい。
✕ ユニキャスト:ユニキャストは単一インターフェース宛で、複数に同一アドレスを割り当てる用途ではないため誤り。
✕ マルチキャスト:マルチキャストはグループ全員へ届ける方式で、最も近い1つへの配送ではないため誤り。
✕ ブロードキャスト:IPv6にブロードキャストは存在しないため誤り。
第71問 ・ CCNA / IP接続

HSRPで、Active/Standbyルータが決まり安定稼働しているとき、Activeルータが取る状態はどれですか。

  1. Active✓ 正解
  2. Speak
  3. Listen
  4. Init
💡 HSRPの状態はInit→Learn→Listen→Speak→Standby→Activeと遷移します。実際に仮想IP宛トラフィックを転送するのはActive状態のルータです。
○ Active:Activeは仮想IP宛トラフィックを実際に転送する状態なので正しい。
✕ Speak:Speakは選出のためHelloを送受信している遷移中の状態で、転送役ではないため誤り。
✕ Listen:Listenは仮想IPを把握しつつActive/Standby選出待ちの状態で、転送役ではないため誤り。
✕ Init:InitはHSRP開始直後の初期状態で、転送役ではないため誤り。
第72問 ・ CCNA / IP接続

HSRPv1でグループ番号10のときに使われる仮想MACアドレスはどれですか。形式は 0000.0C07.ACxx です。

  1. 0000.0C07.AC0A✓ 正解
  2. 0000.0C07.AC10
  3. 0000.5E00.010A
  4. 0007.B400.000A
💡 HSRPv1の仮想MACは 0000.0C07.ACxx で、xx はグループ番号の16進です。グループ10は16進で0Aなので 0000.0C07.AC0A になります。
○ 0000.0C07.AC0A:0000.0C07.AC0AはHSRPv1の形式で、グループ10を16進0Aで表すため正しい。
✕ 0000.0C07.AC10:0000.0C07.AC10はグループ番号10を10進のまま付けており、16進では0Aになるため誤り。
✕ 0000.5E00.010A:0000.5E00.01xxはVRRPの仮想MAC形式でHSRPではないため誤り。
✕ 0007.B400.000A:0007.B400.xxxxはGLBPの仮想MAC形式でHSRPではないため誤り。
第73問 ・ CCNA / IP接続

IETF標準のFHRPで、MasterとBackupの役割を取り仮想MAC 0000.5E00.01xx を使うプロトコルはどれですか。

  1. VRRP✓ 正解
  2. HSRP
  3. GLBP
  4. STP
💡 VRRPはIETF標準のFHRPで、転送役をMaster、待機をBackupと呼びます。仮想MACは 0000.5E00.01xx (xxはVRID)です。HSRP/GLBPはシスコ独自です。
○ VRRP:VRRPはIETF標準でMaster/Backupの役割を持ち仮想MACは0000.5E00.01xxなので正しい。
✕ HSRP:HSRPはシスコ独自でActive/Standbyを使い、標準でもMaster/Backupでもないため誤り。
✕ GLBP:GLBPはシスコ独自の負荷分散FHRPで、IETF標準のMaster/Backupではないため誤り。
✕ STP:STPはL2のループ防止プロトコルでFHRPではないため誤り。
第74問 ・ CCNA / IP接続

HSRPで preempt を有効にしたルータの動作として正しいものはどれですか。

  1. より高いプライオリティで復帰したとき、現在のActiveを奪い返してActiveになる✓ 正解
  2. プライオリティに関わらず常にStandbyのままになる
  3. 障害時にHSRP自体を無効化する
  4. 仮想IPアドレスを物理IPに自動変更する
💡 preemptは、より高いプライオリティのルータが(再起動などから)復帰したときに、現在のActiveを奪い取って自分がActiveになる動作です。無効だと既存のActiveがそのまま維持されます。
○ より高いプライオリティで復帰したとき、現在のActiveを奪い返してActiveになる:preemptは高プライオリティ機が復帰時にActiveを奪い返す動作なので正しい。
✕ プライオリティに関わらず常にStandbyのままになる:preemptを有効にすると条件次第でActiveになり得るため、常にStandbyのままという説明は誤り。
✕ 障害時にHSRP自体を無効化する:preemptはHSRPを無効化する機能ではないため誤り。
✕ 仮想IPアドレスを物理IPに自動変更する:preemptは仮想IPを物理IPへ変更する機能ではないため誤り。
第75問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
Router#

ルーティングテーブルを表示する特権モードコマンドはどれですか。

  1. show ip route✓ 正解
  2. show route ip
  3. show ip arp
  4. show ip interface
💡 show ip route で学習済み経路(接続済みC、スタティックS、OSPF O など)を確認します。
○ show ip route:show ip route は学習済みのルーティングテーブルを表示する正しいコマンドです。
✕ show route ip:show route ip は語順が不正で、有効なIOSコマンドではありません。
✕ show ip arp:show ip arp はIPとMACの対応(ARPテーブル)を表示し、経路表ではありません。
✕ show ip interface:show ip interface はインターフェースのIP関連詳細を表示し、経路表全体ではありません。
第76問 ・ CCNA / IP接続 ・ コマンド問題
Router(config)#

ネクストホップ 203.0.113.1 へのデフォルトルートを設定するコマンドはどれですか。

  1. ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 203.0.113.1✓ 正解
  2. ip route 203.0.113.1 0.0.0.0 0.0.0.0
  3. ip default-gateway 203.0.113.1
  4. route add default 203.0.113.1
💡 宛先 0.0.0.0 マスク 0.0.0.0 は「すべての宛先」を意味します。ip default-gateway はルーティング無効時やスイッチ管理用です。
○ ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 203.0.113.1:ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 203.0.113.1 は全宛先を指すデフォルトルートを設定する正しい指定です。
✕ ip route 203.0.113.1 0.0.0.0 0.0.0.0:宛先とマスクの引数順が不正で、203.0.113.1を宛先と解釈し意図どおり動きません。
✕ ip default-gateway 203.0.113.1:ip default-gateway はルーティング無効時やスイッチ管理用で、ルータの経路設定とは異なります。
✕ route add default 203.0.113.1:route add default はLinuxの構文で、Cisco IOSのコマンドではありません。
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